とらいあんぐるハートSS








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美由希endです……もちろん恭也とが毎日熱い夜を過ごしてます
まぁ、その結果がどうなるかは押して知るべしって所ですが
でわ、どうぞ〜♪(by.ゆうひ)








『親子』







 俺と美由希は鍛錬を終えると一緒にお風呂に入り、その後寝る
 毎日の日課のためによく一緒に居るのが増えた……
 なのはがたまに羨ましいというようになったがそろそろ兄離れをしてもらわないと良くないだろう
 そんなことで俺は美由希を一人前にして、のんびりと……したかった
 今は高校3年生の俺はフィアッセを護衛できて、美沙斗さんの説得も何とかなった
 今美沙斗さんがどこで何をしているかは知らないけど、美沙斗さんなら大丈夫だろうと思う
 ただ、最近どうも美由希が考え事をして居る時が多い
 俺は気になって聞いてみると慌ててちょっと勉強のことでとかはぐらかすのだ
 かあさんも知らないみたいで、俺とかあさんは首を捻っていた

「恭ちゃん」
「ん、美由希」

 美由希が俺に寄り添う……
 今や、外は暗闇で、街灯の光しかない
 ただ、俺の部屋はそういう光すら入ってこない
 よって夜だと電気を消せば真っ暗なのだ
 美由希は俺に寄り添うぎゅっと腕を抱きしめる
 ふにふにと当たるものが柔らかく、暖かかった
 ただ、この一言があるまでは……

「恭ちゃん……相談なんだけど」
「何だ?」
「高校辞めてもいいかな?」
「ホワイ?」

 何故か英語になってしまった……いや、そりゃあ、聞くだろう
 普通聞かないと可笑しいだろう!?
 美由希は少し考えながら話してるみたいだ
 でも、慌ててる様子は無い……真剣な時と同じ
 小太刀で闘ってる時と同じだ

「あのね、3ヶ月だって」
「何が?」
「おなかの中の赤ちゃん」
「何!? 美由希、いつの間に!!」
「恭ちゃんの子だよ……私は恭ちゃん以外の人としたことないもん」

 そりゃあ、そうだが……しかし、参ったな

「もしかして最近悩んでたのって」
「う、うん、言うか言わないかで……でも、やっぱり生みたいって思ったら」
「そうか……なら、俺はそれを応援しないとな」
「あ……ありがとう」

 美由希は抱きつくと、俺の胸に頬を当てた
 冷たいものが伝っている
 涙を流しているのだろう……俺はそっと美由希を撫でると

「親子だな」
「え!?」
「美由希が生まれた時な、美沙斗さんは高校2年生の年齢だったんだ」
「も、もしかして……」
「ああ、そのもしかしてだ……美由希は美沙斗さんの血を確りと受け継いだよな」

 美由希は少し頬を赤く染めている
 そして、一言……

「恭ちゃんって静馬父さんにそっくりなんじゃあ」
「まさか……あの人は凄い人だから、違うよ……まぁ、数度しか話してないから分からないけど」
「そっかぁ……でも、恭ちゃん、美沙斗母さんと一緒って言うのはやめてね」
「ああ……命が惜しいからな」

 美由希は俺の言葉を聞くと、そのままキスをして体を横に寄せる

「じゃあ、しばらくは鍛錬とか禁止しておくか……あまり動くと子供に触るし」
「うん、それをお願いしたかったの」
「ま、いいだろう……美沙斗さんになんていうかが問題だけど」
「許してくれるよ」
「そうだろうけどな……ただ、かあさんたちにも確り言おうな
 全員にちゃんと言わないとダメだろうから」
「うん」

 美由希の手に力が入る……俺は美由希の頭をぽんぽんと撫でると
 寝ようという風に言って、寝ることにした
 すでに深夜よ呼べる時間で2時だった





 翌朝、高町家は大いに声を張り上げたと言っていいだろう
 かあさんも晶もレンを口を大きくあけてるし……
 なのはは純粋に喜んでいたみたいだが、俺の一言で沈黙した
 まぁ、10歳で叔母って呼ばれたら確かにへこむなぁ

「で、美由希ちゃんは生みたいんですか!?」

 レンが鼻息荒く言う
 その言葉に晶も頷く……似てるんだけどなぁ

「うん」
「恭也は認めたのね?」
「ああ」

 かあさんが俺と美由希を見る
 美由希の手が俺の左手を握り締める……不安なのだろう
 俺はそっとそれを握り返すと、かあさんを見て言う

「高校を中退って事になるけど……」
「ま、悩んでいたことが家族増えるって事なら大歓迎だけど」
「桃子母さんらしいよ」

 美由希は苦笑いを浮かべている
 なのはが戻ってきたのか、俺と美由希を見て言う

「お兄ちゃんと美由希お姉ちゃんの赤ちゃんかぁ」

 嬉しそうななのはを見て、俺と美由希は少し嬉しかった
 否定されたらどうしようもないけど、みんな、無茶苦茶な否定はしないし同意してくれている

「で、恭也はどうするの?」
「俺はもう少しで学校を卒業だから、その後はどこかで正式に働く予定だ」
「恭也が良ければだけど、翠屋で働いてもらうわ」

 かあさんの申し出はありがたいものだった
 美由希はかあさんを見ている

「もちろん、美由希も差しさわりが無い程度に手伝ってもらう」
「うん」
「ありがとう、かあさん」
「いいわよ……それに、新しい命を育てないとね♪」

 かあさんも新しい子が楽しみなのだろう

「それに夢の30代孫よ!!」

 ちらっと本音が出ているような気がするが……美由希は笑顔から苦笑いに変わっている
 そういう俺も苦笑いの状態だが……あまり表情には出てないけど
 かあさんって30代なんだな
 知らなかった……今いくつなんだろうか?

「とりあえず、今日は学校行って、明日からは学校行かなくていいようにするから
 私がちゃんとしておくわよ
 さてと、そろそろ時間よ……」

 かあさんに言われて、それぞれが時間の確認をした後、慌しく出て行く

「恭也、おめでとう」
「ありがと」

 かあさんは俺が出て行く際にそういって言葉をかけてくれた
 俺はそれを胸に仕舞って走って学校に行くのだった



 学校では通常通りに過ごした……赤星とバカをして、月村とは普通に話して
 お昼は美由希たちと一緒に食べる
 そんな普通の毎日
 明日からは美由希が居ないと思うと少し悲しくもあり辛いが
 それはそれで来年4月には俺も大学生か社会人かで時間が取れるだろう

「高町どうしたんだ? 今日は感慨深げに」
「いや、何でだ? ちょっと前のことを思い出してただけだぞ」
「ああ、怪我で入院した時のこととかか?」
「ああ」
「まぁ、無理はするなよ……」
「任せろ」

 赤星は心配そうに声をかけるが、あまり突っ込んで言わない
 それでも、その心はやはり親友だなと思う
 ちなみに月村はすでに夢の中である
 本当にお昼しか目を覚まさないつもりだ
 なんとも凄い生活時間である

「う〜〜〜ん、ダメだって、赤星君高町君を襲ったら」

 その寝言は教室に響わたる
 俺と赤星は固まった
 俺はすぐに活動を再会すると、月村の頭を手のひらで叩いた

「いたぁ〜〜〜!! 何するのよ!!」
「お前は人様を夢に出させて何を考えてるんだ?」
「だって、赤星君が高町君を欲しいって私の前で言って、私が一生懸命説得してる夢だったんだもん」

 よし、これで誤解は解けただろう
 というか、正直なところ、痛すぎ……
 そういえば赤星は?

「…………お、俺は藤代一筋だ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

 赤星は隣のクラスだろう藤代さんのところまでダッシュしていった
 まぁ、確かにあんな話を聞かされたら大変だろうなぁ
 藤代さんのフォローに期待大だな

「あははは……もしかして教室のみんなに」
「ああ」
「後で謝っておこう……起きれてたら」
「多分大丈夫だろう」
「そうなんだけど、前藤代さんから、赤星君をからかうの辞めてって言われたばかりだし」
「ま、ガンバッテクレ」

 俺はそう言って自分の席に座る
 はぁ〜お昼休みだというのに休みにならないってなんなんだろうと思ってしまう
 まぁ、それでも月村はすでに眠たそうな顔して一生懸命起きようとしている
 多分5分後には寝てる事だろう……

「忍!!」

 教室の扉が開いた……そこには藤代さんが立っていた

「もう、また赤星君からかって、何で毎回からかうの!?」
「ふぇ〜」

 月村はすでに眠たそうでぼ〜としている
 俺はそれを見ていると、藤代さんがきっと俺を睨む

「ちょっと、高町君も何か言ってよ!! 勇君が中々離れなかったんだからね」
「今はどうしてるんだ?」
「隣の部屋で泣きつかれて寝てるわよ」
「ほう、あいつも苦労してるんだな」
「だれのせいよ!?」
「俺のせいじゃないぞ……」
「もう、本当にどうするつもりなのよ!! 毎回私のことを叫びながら来るって恥ずかしいんだからね」
「俺に言われても……」

 最近はずっとこんな毎日だ……しかし、藤代さんは怒ってる割に笑顔だ
 多分、嬉しいのだろう
 赤星はどちらかと言えば頼ってしまうタイプだ
 なら、藤代さんから甘えることはあっても、あまり甘えられることはないのだろう

「藤代さん、笑顔だよ〜
 人様にいえないよ〜、それに恭也と話してるときは更に笑顔だよ〜磨きかかってるよ〜」

 月村は半分目を開けながら寝言のように言う
 藤代は月村の襟を持って上げる……月村爆睡
 そのまま落ちた月村はごんという音とともに机に着地……頭だけ
 そして、ふるふると振るえ始める藤代さんは……

「わ、私だって……あ、勇一筋なんだから〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

 どもってるが、叫びながら走っていった
 騒がしい学校だと思われるぞ……2人とも
 しかし、毎回熱いカップルだ
 その日の午後、元男子女子の剣道部主将は教室に戻ってこなかった
 藤代さんの方は家にも帰らなかった模様……
 それはまた違う話であるが……興味深い一件になるのだった




「かあさん、手伝うよ」
「恭也、お願い〜」

 放課後、翠屋に顔を出すとかあさんと松尾さんが働いていた
 猫の手も借りたいほどに忙しいみたいだ
 俺もバイトがてら手伝う
 それにお金も必要だしな……

「ごめんね〜」

 松尾さんが手を動かしながら声をかけてくれる

「いえ、家族ですから」
「やさしいね〜相変わらず」
「そんなことないですよ……とりあえずフロアの方に居ますから」
「ええ、お願い」

 そして、俺は3時間ほどバイトするのだった
 美由希は多分帰ってるだろう……あまり動くなといっておいた
 まぁ、多少は動いていいが、バイトとかして貧血になられても困る
 一度、かあさんの時にあったしな

「恭也、これ6番に」
「了解」

 まだまだ忙しい時間は終わりそうに無かった……





 その夜、久々に美由希が隣に居ない状態で寝た
 それは美由希がたまには1人で寝るよ〜との事だった
 まぁ、それに対しては俺は何も言わなかったが……




 次の日、学校を美由希は辞めて、俺は学校で授業を聞いていた
 赤星は少し寝不足みたいでくまが出来ていた
 隣のクラスの藤代さんもそうらしいが、俺は確認しに行かなかった




 それから、俺と美由希はデートを重ねることは無かったが
 一緒に居るということが増えて、更に美由希のおなかも目立つようになった頃……

「恭也」
「美沙斗さん!?」
「ここらだって聞いたから」
「こちらですよ……来るなら連絡をくれたらよかったのに」
「いや、まぁ」

 美沙斗さんは俺たちの前に唐突に現れた
 まだ、フィアッセが帰ってきてない
 そんな時期だからこそかもしれないなと俺は考えている

「ただいま」
「お邪魔します」
「あれ、ししょ〜その人誰ですか?」
「俺の叔母さんの美沙斗さんだ……」
「美沙斗母さん」
「み、美由希!!!!?」

 美沙斗さんは美由希を見て、すぐさま俺を睨みつけた
 殺気があふれ出る……
 って、美沙斗さんの手からは小太刀が生えているかのように見えていた

「美沙斗さん、落ち着いてください」
「これが落ち着けるか!?
 まさか、恭也がここまで手が早いとは思っても見なかったよ」
「というよりは、先に連絡先も告げずに言った人にどうやって連絡をとれというのですか!?」
「っくぅ、だが、大事な娘がいきなり子を身ごもってたら普通はこういうことするだろう!!」
「いや、そうとは言い切れないけど……とりあえず、落ち着いてください」
「仕方ない……美由希が泣きそうなので取り合えずだ」

 そして、美沙斗さんと話し合いの結果……
 しばらく俺が美沙斗さんの元で働くということで和解したのだが
 美由希が赤ん坊を産んだ後に必ず俺の所に来ると言い張ってしまい
 美沙斗さんが慌ててるのを久々に見るんだった

「しかし、恭也、20歳で子持ちかい?」
「珍しくもないでしょう……20歳で2歳や3歳の子持ちも居ますから」
「そうだが……美由希は17歳で子もちかぁ……ん!?」
「美沙斗さんと親子ですね」

 俺は笑顔で言うと美沙斗さんは苦笑いを浮かべていた

「ははは……離れてても似るものなのかもしれないな」
「まぁ、それはそれで良かったじゃないですか……30代孫」
「そうなんだよな……私がまだ○○歳だし」

 俺はその○○をあえて耳から聞こえないようにした
 計算したら35から6歳くらいだしな

「ま、美由希も私と同じようなものかもしれないな」
「あははは……」

 美由希の乾いた笑いが響いた
 ちなみに晶とレンとなのははお店のお手伝いだ
 急遽借り出されてる



 この日の夜、俺と美沙斗さんは闘った
 それは1人娘を貰いますということで……
 美沙斗さんはまた来ると言って、翌日には仕事へと帰っていった
 俺は何時か美沙斗かあさんと呼ぶ日が来るのだろう
 そんなことを考えながら美由希と毎日を送るのだった
 もうすぐ生まれる命を待ちながら……
 生まれて、しばらくしたら俺は香港へと飛ぶ……龍を潰すために……
 これ以上悲しさを増やさないために
 美由希からは許可を貰っているから……絶対に帰ってくるとも約束してるが









 おわり♪









 あとがき
 ふむ、疲れた〜〜〜
 美姫「ちゃお♪」
 ぐはっ!!
 美姫「何でイキナリ倒れてるの?」
 美姫さんがイキナリ自分のみぞおちに肘を入れるから
 美姫「あら? ごめんね〜自然に動いてたわ」
 痛いです
 美姫「まぁまぁ、これでも食べて」
 お断ります……おれんじ邪夢ときのこなんて恐ろしいもの食えるか!!
 美姫「でも、これ作成遅かったよね〜」
 それはそれ、これはこれだ
 美姫「そんなこと言うんだ……こっちだって実力で!!」
 だ〜〜疲れが溜まってるんだからね!! こっちも本気で応戦してやる
 美姫「何か凄く嫌な予感」
 今までの倍返しだからね……陰より、陽より、その力の根源、その力の元よ
 美姫「初めて聞く呪文ね」
 そのすべてに置いて、その力を携えしものに力を貸したまえ
 美姫「何が起こるか分からないけど、防御だけはちゃんとしておこう」
 我が前に立ちふさがりし者を運びたまえ……お仕置き場へと……
 美姫「きゃぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
 彼の者を運びたまえ……転送!!!
 美姫「いやぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
 そのままゴ○ブ○にまみれてまえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
 美姫「い、いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!」
 お仕置き完了……お休み……
 ちゃんと自分が寝れたら出してあげるよ……悪戯が過ぎたね美姫よ
 さてと、寝よ寝よ……シオンとゆうひだけで疲れるのに……最近スラりんなんぞもつれてくるし
 後は、この転送解除魔法の箱を他の場所に送っておこう……浩さんに出しておいてお休み〜く〜

 シオン「いた〜〜〜〜!!!」
 ゆうひ「遊び人死ね〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
 げふはっ!!
 スラりん「いてつく氷の中に閉じまれ手しまえ」
 シオン&ゆうひ&スラりん「フリーズ!!!!」
 うっ!!!!(すでに声すら聞こえない)
 シオン「平穏が訪れるわ」
 ゆうひ「これで天敵は消えたわ」
 スラりん「美姫さんは助けないのかい?」
 シオン「私たちでは無理ね……」
 ゆうひ「浩さんが助けるって」
 スラりん「だな……というか、おれっちの名前スラりん確定?」
 シオン「一応スラッシュなんだけどね〜」
 ゆうひ「さてと、後は遊び人を砕いて終ね」
 スラりん「とりあえず破壊光線!!」
 シオン「桜花鳳王塵」
 ゆうひ「紫蔵滅却風雪塵!!」
 バラバラになる遊び人(氷)
 スラりん「これでどうだ?」
 シオン「微妙ね」
 ゆうひ「これで復活するならアメーバという名前をつけれるわ」
 スラりん「いや、もっと性質の悪いものだろう」
 シオン「確かに……でも、これくらいなら復活しそうだよ」
 ゆうひ「スラりん、焼いて」
 スラりん「任せろ」
 そして、燃やされた後には……何も残らなかったという

 シオン「美姫」
 ゆうひ「何時か助かるからね……遊び人のお仕置きは厳しいのよ」
 スラりん「あれを出させるってのは遊び人の旦那も疲れてたんだな」
 シオン「たまにされるから、もう精魂尽き果てるわ」
 ゆうひ「あれだけは嫌よ、絶対」
 スラりん「何気に美姫が犠牲になって良かったって思ってたり」
 シオン「鬼ね」
 ゆうひ「美姫さん、スラりんが後でどれだけ殴ってもいいって」
 スラりん「まて……俺はか弱い猫だぜ」(黒豹に見えます)
 シオン「でわ、また〜」
 ゆうひ「ほなね〜」
 スラりん「え? 俺の意見は……なぁ、マスター!!」



な、なるほど、あの呪文さえあれば、美姫を……。
美姫「わ、私をどうするって〜〜」
み、美姫!どうしてここに。
美姫「浩、あんた私の流派の秘奥義を忘れてない?」
あっ、長い歴史の中でも数人しか使い手がいなかったという、あの離空流秘奥義、空絶か!
美姫「ほ、本気で忘れてたの?」
そ、そんな訳ないだろうが。
美姫「どうだか。でも、私が天才であの技をマスターしていたからこそ、脱出できたんだけどね」
さ、さすが、歴代の離空紅流の中でも屈指の実力を持つだけの事はあるな……。
美姫「そ・れ・よ・り・も……。スラりんんんんんん!どこに行ったの〜〜!」
走り去っていく美姫。
……………。お、珍しく無傷だ!
では、感想を。
リクエスト聞いて頂き、ありがとうございます!感謝、感謝です。
恭也と美由希の会話や赤星や藤代さんのやり取りが良かったです。
う〜ん、自分ももっと頑張らないといけないな。
次は、ドカッ!
きゅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
美姫「ふぅー!助けに来なかった浩への制裁をするのを忘れていたわ。これで良し!」
スラりん「これまた見事なぐらい脳天へ直撃だな」
美姫「ね、スラりん♪さっきのスラりんへの一撃は手加減してたでしょ。これで信じた?」
スラりん「あ、ああ。(マスター、助けてくれ)」
美姫「さて、これからどうしようかな〜」
スラりん「頼むから、さりげなく剣をひけらかさないでくれ」
美姫「じゃあ、お手!」
スラりん「そんな事ができるか!」
美姫「離空紅流……」
スラりん「喜んで!」
美姫「じゃあ、次はあそこで寝てる浩に攻撃」
スラりん「寝てるって、倒れてるじゃ……」
美姫「何か言った?」
スラりん「喰らえ!破壊光線アーンドフリーズ!」
美姫「凄い、凄い。バラバラになった瞬間にその肉片が凍るなんて。
でも、遊び人さんと一緒で、あれぐらいだと復活してくるだろうから……。えい♪えい♪」
ある欠片は遥か遠くへ飛ばされ、またある破片は灰も残さぬほどに焼かれる。
スラりん「最早、憐れみを通り越して、むしろ滑稽だな」
美姫「ふぅ〜。さて、この辺で良いかな」
スラりん「じゃあ、俺はもう戻るからな」
美姫「うん、シオンさんとゆうひさんに宜しくね。あ、後、遊び人さん伝言お願い。
次は遊び人さんのリクを浩が書きますって」
スラりん「分かった。じゃあな」
美姫「じゃあ、皆さんもばいばーい」




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