KanonSS






設定だけど……
これは続編とかではありません、一応オリジナルキャラで東雲ゆうひが出ます
他にもう1人オリジナルでキャラが出ます……
その子は、シオンです……髪の毛ロングで下ろしてる秋子さんみたいな雰囲気を持った子です
高校3年生で祐一と同じ年齢です……今年大学生というわけでなく4月の話なので同じ学年です
ただ、シオンは1人暮らしで祐一がよく通っています
シオン1人暮らしの理由は……親の出張のためです(祐一と同じ理由)
何て言うか、左腕が微妙にいたいので書いたものです(死ぬかと思いました)
というわけでどうぞ……(何で未だに睨みながら見てるんだよ〜(滝涙))







『相沢祐一の妹』







 水瀬家に居候しだして、3ヶ月が過ぎた
 唐突過ぎる電話と連絡……そして、俺はその言葉に唖然としながら
 親父たちと交渉……そして、見事シオンと一緒に暮らすことに成功
 最初、シオンは驚いてたけど、俺が一緒にいたいからとぽそっと呟くと嬉しそうに頷いた
 そんなこんなで、3月末……
 シオンの荷物を家に運び込み、整理をして、俺の荷物も整理を終えて
 2人で引越しそばをすすっていた

「祐一、一緒だね」
「ああ……」
「でも、部屋割、あれでよかったの?」
「部屋数が足りないし、両親と妹を入れたら仕方ないだろう」
「そっか……」
「というか、俺にとってはそっちがいいのかって所なんだけど……」

 そう、部屋数の問題があって、家の中は初め荷物を整理するだけで大変だった
 そして、その中で俺とシオンは整理をしていたのだが、春先になり、
 シオンはスカートが増えて、そのまぁ色々とハプニングあったわけで……
 でも、何とか整理を終えたのだが、その内容は激しくもあった
 だって、シオンの部屋が無くて、客間とか両親の部屋とか考えられなくて
 それで……俺とシオンは2人で相談の結果……一緒の部屋としたのだ

「そういえば、誰か一緒に住む人いないの?」
「妹が来るよ」
「妹さん?」
「義理だけど」
「義理の妹さんが!?」

 シオンが驚いた表情で俺を見ている
 そして、俺を軽く睨むと……

「手出してないよね?」
「出すか!!」

 全く、シオンは俺が誰でも彼でも手を出してるみたいじゃないか?
 俺は○○さんと○○さんと○○さんと○○さんと……後数人としかしてないわい

「ま、いいわ……今後、私がしっかりと祐一の手綱を締めておけばいいのよね」
「がんばれ〜」
「祐一〜、今夜は手加減しないわ!!」
「返り討ちにしてくれるわ!!」

 そして、この夜は明け方まで闘った?
 というか、ヤった……そらぁ、腰砕けになったり、眠かったりするまでした
 もう、頑張った……俺の勝ち〜♪




「ただいま〜になるのかな……、おにいちゃ〜ん」

 誰かが呼んでる声が聞こえる
 ま、うちじゃないだろう……俺はまだ眠いんだ
 それに、横ではシオンが幸せそうに寝ている

「く〜」

 な♪ 俺はこの寝顔を守りたいんだ
 布団を深く被って、お互いを隠す
 シオンを抱きしめる……肌が柔らかいな……
 う〜ん、さすがシオン! 舞と同等以上のボディラインは流石だ!!

「おにいちゃ〜ん!」

 何か泣き声も混じってる上にどこかで聞いたことあるような声だ

「どこ〜」

 バタバタと足音を立てて、部屋を空けたり閉めたりの音が響く
 う〜ん、もう少し大人しく出来ないのか?
 というか、誰だよ……こんな朝早くから(もう10時です)
 寝たのが明け方なんだぞ……全く

「む〜、祐一〜少し煩いね〜」
「シオン、多分隣の家だろうよ」

 そして、軽くキスをして、寝る

「二階かなぁ……まだ寝てるのかな……
 おにいちゃんだし、ありえるかも」

 バタバタバタバタと音がして、そして、ドアが開かれる音がする
 何だ?

「おにいちゃ…………不潔だよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

 妹? 何故に!?
 大体、来るのはもっと後って!!
 といか、その振りかぶっている美術百科事典はどこから出したんだ
 しかも図解説明つき……

「え?」
「ごふっ!!!」

 俺は真っ黒から花畑の見える場所まで一気に移動するのだった……意識が







「もう、何で先に言ってくれないの……大体、不潔だよ!!
 そんなだから、毎回、私が苦労するんだよ……」

 秋子さんに似ている義理の妹、東雲ゆうひ
 名字は相沢に変えないのかって聞いたら、嫌と答えたのでこうなった
 何故、嫌なのか未だに不明だが……
 本人曰く『最後に残ってるものだから』だとか……

「はい、ごめんなさい」
「しかも、寝てるの裸だし……風邪も引いてしまうでしょ!!
 彼女さんが風邪引いたら困るんでしょう
 だったら、ちゃんと服くらい着せないと!!
 そんな体力全部使うなら一言かけて!!」

 異様に違うような気がするが今逆らうと後が怖いので今は素直に聞いておく
 こいつ怒りだすと止まらないし……
 しかも、たまに辞書とか取り出して叩くし
 どこから取り出したか分からないけど

「彼女さんもちゃんと言わないと、聞かないし
 どこかしこで二股もしてる可能性あるから気を付けてくださいね」
「え、ええ」
「全く、何で私が苦情やら愚痴やら聞かないとダメなのよ〜」

 まだぶちぶち言っている

「まぁまぁ、過去のことじゃないか」
「誰が二股なんてしたのですか!?」
「ごめんなさい」

 う〜俺の弱みを知ってるから逃げるに逃げれないし、いらないこと言われたら困るし……
 俺の嬉し恥ずかしの過去がばれるのは困る……色々な意味で……

「祐一って、最初から手馴れてたけど……まさか、そんな裏があったなんてね」
「うっ」
「そりゃあ、色々な女性と仲良くなってたみたいね」
「し、シオンさん、お、落ち着いて……可愛い顔が台無しになっちゃうよ」
「……はうっ」

 シオンはどうにもこういう言葉に弱い
 まぁ、誉められなれてないのだ……家族から離れての生活が多かったってことだから
 仕方ないのかもしれないな……

「で、おにいちゃん、また私にも手を出すの?」

 上目遣い+女性らしさ+潤んだ瞳+組まれた手
 俺の周囲の気温はマイナスに曝されている
 視線というもので……し、シオン、お、落ち着いてもらわないと

「し、シオン……お、落ち着け
 あれはジョークだ……ゆうひのジョークなんだ」
「お兄ちゃんは萌え萌えだったよね、義理の妹犯せるって」
「んなこと誰が言うか!!」
「酷い!! あれだけ激しくしておいて
 初めてだったのに!!」

 ゆうひはしなを作ってよよよと泣いている
 それを見ているシオン
 目がマジで怖い
 に、逃げないと……
 腰砕けになりながらも何とか前に進む

「祐一……私、聞いたわよね?」

 前に足が見えて、俺を上を見た
 たっていたのはシオンだった
 そして、発した言葉はそれだった

「はい……ですが、流石にいえなかったので嘘を付いた次第です。サー」
「そう……覚悟出来てる?」
「お断りしたい次第です。サー」
「へ〜、でも却下」
「シオン、そんなことするシオンはあまり好きじゃないぞ」

 シオンの顔が真っ赤になる
 こ、これでダメなら、押し倒してでも……

「お兄ちゃん、酷い……また2○でもするの?」
「へ?」
「お兄ちゃんが来て、私の友達と……そのまま……確かお酒を飲んでた日だと思うけど」

 あ〜そういえば、酒飲んだ日記憶なくしたときあったなぁ
 その時にでもしたのか? まさかなぁ……

「シオン、俺を信じてくれ……俺はシオンが一番好きだから」

 シオンは真っ赤なまま俯いてる
 何とかなっていてくれ……かなり辛いのだ

「お兄ちゃん、前の人にもそう言ってたよね」

 ゆうひよ、お前は俺に恨みでもあるのか?
 そんなうそばかり……

「だって、お兄ちゃんって妹にも手を出す鬼畜だし……
 お父さんたちが居ないからって」
「ゆ〜〜〜〜〜〜い〜〜〜〜〜〜〜〜ち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

 体を震わせシオンが立っていた

「シオンさん、落ち着いて……おにいちゃんが他の女性に手を出さない手があるの」
「何?」

 ゆうひに抱きつかれて止まるシオン
 そして、耳打ちを聞いて、そして、頷く
 顔が真っ赤だ

「それしか手がないのね?」
「うん……コレが一番確実な手段だよ
 それに、私もお姉ちゃん欲しいし」

 凄く嫌な予感が……

「祐一、部屋に戻りましょう
 ゆうひちゃんは部屋の掃除を1人でしたいそうだから」
「い、いやでも、ほら、まだ昼だし」
「いいから!!」

 その翌朝……太陽は黄色かった
 あ〜疲れてるからだな……うん、色んな意味で

「お兄ちゃん楽しみにしててね……ま、私もコレを誤魔化すの苦労したよ」

 上から声が聞こえてゆうひが立っていた
 そのおなかには不自然なふくらみがあった

「あ、お兄ちゃん聞こえてたんだ……頑張ってね、旦那様♪」

 俺はその日から家を出ることを決心するのだった
 逃げなきゃダメだ……逃げ切らないとダメだ
 他の街に……問題がありすぎて戻れん
 八方塞ってのはこう言う事なのか?

「祐一〜覚悟しててね〜3ヵ月後♪」

 シオンはすごく嬉しそうだ
 ど、どうしたらいいんだ? 秋子さんに相談でも……母さんたちは知ってるのか?
 もしかして……
 俺は急いで電話をかけた
 父さんたちに……そして、聞いた内容は恐ろしいものだった
 ゆうひが妊娠したから……気づくまで黙ってるつもりだったということ
 俺が父親ということだった
 俺は急いで電話を切ると、家を出る準備をして家を出た
 駅まで走る
 何処でもいい逃げるんだ……
 いきなり親とか言われても困るし……一応アレはしてたんだぞ
 さすが99.9%だ
 1000人に1人の確立にあたるなんて
 俺は街を去った……翌日、俺は相沢家の俺の部屋で寝ているのだった
 逃げたはずなのに……起きてリビングに行くとゆうひがニッコリと笑って

「逃げれるなんて思わない方がいいよ……旦那様♪」

 ぽっと頬を赤く染めて言う
 何て厄介……なんて困ったことが……ど、どうしたら?

「シオン、どうかしたのか?」
「ううん、ちょっとね……昨日の疲れが」

 シオンは疲れからかふらふらとしていた
 ま、昨日あれだけ頑張ったから……

「祐一、今日こそ勝つわ」
「ま、勝てたらな」

 そして、結局のところ俺はゆうひの手の平で躍るのだった
 毎回逃げても自分の部屋に戻され、シオンの相手となっていた
 そして、春休みが終わり、新学期とともに3年生となるのだった
 ゆうひは自宅で少し療養をするそうな……留年か?
 そして、俺たちの新しい生活が始まるのだった






 おわり〜








 あとがき
 眠い
 シオン「起きて」
 ゆうひ「おきなさい」
 無理
 シオン「起きろ!!」
 や
 ゆうひ「熱湯と冷水どっちがいい?」
 双方ともや
 シオン「斬るか切るどっちがいいかな?」
 どっちも同じ意味だし、や
 ゆうひ「じゃあ、双方ともするわ」
 ぎゃぁぁぁぁぁっぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 シオン「私も」
 うぎょえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ゆうひ「でわ、みなさま楽しめたらいいですので」
 シオン「でわ、また〜」
 ゆうひ「ほなね〜」 




このオリキャラのゆうひ、シオンって……。
美姫 「多分、違うわよ」
そ、そうか。
美姫 「それにしても、年が明けたというのに、浩も遊び人さんもやられてばっかりね」
うわぁ〜、すっげー言い草だな。
そう思うなら、もう少し手加減しろよ。
美姫 「してるわよ。それにしても、よく復活するわよね二人とも」
いや〜、それほどでも。
俺はただ頑丈なだけだよ〜。
美姫 「いや、頑丈っていうレベル超えてるって」
はっはっは。
美姫 「じゃあ、これからもガンガン行くわよー!」
おう!………って、ダメダメ!
もっと手加減をーーーーーーーーー!
美姫 「五月蝿い!」
斬!
………はい、左右が遅れて、動くよ〜♪
美姫 「気持ち悪い!」
斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!
斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!
…………自分で斬ったくせに、それはあんまり………。
斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!
斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!斬!
美姫 「ふぅ〜。いい仕事したわ♪じゃあ、またね」



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