恭也のハーレム伝説(in神咲家編)






プロローグ 神咲家へと行く(攫われる!?)






 俺の目の前にはたくさんの写真と人がいた

「やっと追い詰めたわよ」
「今度こそ選んでもらうからね」

 流暢な日本語で話す外国人
 その全員がクリステラソングスクールのメンバーだ
 卒業生でもある……俺にとってピンチだ
 誰も選べないし、選ぶという以前の問題だ
 クリステラソングスクールから戻ってはや1ヵ月
 俺は色々な所に連れまわされた
 しかも映画にまで出された……何気に舞台に立ったりもしたし
 色々な国を飛び回ったりもした
 学校には行けないということで……やめてしまったし
 俺の人生って一体なんなのだろうと少し真剣に考えもした

「さ、恭也、誰かにはんこを押してもらうわよ」

 にっこりと微笑んでいるのはイリアさんだ
 クリステラソングスクールのマネージャーで真面目な人だと思っていたのに
 こういう人だったのかと改めることになった
 それ以上に今の俺が逃げないと……

「雷」

 な!! この声は……

「恭也くん、こっちや」
「こっちです」
「薫さん! 那美さん!!」

 一瞬の隙をついて俺は駆け出す
 そこには、薫さんたちが車のドアを開けて待っていてくれた
 俺が飛び乗るのと同時に走り出す車
 後ろから何か声が聞こえるが俺にさっぱり聞こえなかった
 俺は薫さんと那美さんを見る
 と、俺の胸に何かが飛び込んでくる
 久遠だ!!

「ありがとな、久遠」
「く〜ん♪」

 久遠は嬉しそうに俺に身体を摺り寄せる
 俺は軽く撫でて薫さんと那美さんを見る

「ありがとうございます」
「いや、気にせんでええよ」
「そうですよ〜」
「とりあえず隠れる所やけど、うちらの本家が妥当やと思う」
「しばらくお願いします」

 考えることも無く言う
 理由は簡単……さざなみ寮は速攻ばれた
 高町家、学校も駄目だった
 というわけで神咲家本家へと向かうのだった
 だが、俺は緊張し通しだったのか眠ってしまう

「恭也さんの寝顔」
「カメラカメラ」
「ビデオにも」

 周りで何が起きているかもしらずに俺は鹿児島まで行くのだった
 時間をかけて……







 つづく〜








 あとがき
 短いですけど、プロローグです
 シオン「まぁ、妥当な始まり方よね」
 もちろんだよ〜
 ゆうひ「で、解禁だね」
 あゆか? 自分は?
 シオン「でわ、次回を待っててね」
 いつになることやら
 ゆうひ「そういえば、報道陣は?」
 その辺で倒れてる
 シオン「誰がしたの?」
 恭也が逃げてる間にSPさんたちが
 ゆうひ「そっか……」
 シオン「でわ、また〜」
 ゆうひ「ほなね〜」
 でわでわ、また〜



頂きものの部屋へ戻る

SSのトップへ