「せぇぇぇぇい!!」

「しゃっ!!」

大きな広場のような場所で・・・二人の(おとこ)が戦っていた。

お互いに、握り締める得物は2本の剣。

まるで舞うかのような乱撃が、続いていく。

「くっ!!」

黒ずくめの男が・・・少し体勢を崩す。

「もらったぁぁぁ!!!」

もう一人の男がそれを見逃すはずもなく・・・男に切りかかる。

「ちぃっ!!」

しかし、倒れそうになった男は、指先からあるものを飛ばす。

「なっ!!」

それを予想していなかったのか・・・切りかかった男はそれを避け、体勢が崩れる。

「ふっ!!」

そして・・・男の首に、剣先が突きつけられていた。

「・・・・ちっ、俺の負けか」

突きつけられた男はそう言って剣を下ろす。

「お前はまだ戦略の詰めが甘いな・・・ベナウィも言っていただろう、お前は確かに強いが、そこの所をもっと考えて戦え」

黒ずくめの男は苦笑しながら言って、剣を収める。

「ああ、わかった・・・だが、いつかお前を倒してやるさ」

男はそう言って笑った。

「オボロ、キョウヤ」

そんな二人を呼ぶ声がした。

「ベナウィか・・・どうした?」

キョウヤと呼ばれた黒ずくめの男は尋ねる。

「聖上がお呼びです、書斎に来て欲しいとの事です」

「わかった、行くか、オボロ」

「応っ」

ベナウィに答え、キョウヤとオボロは歩いていった。

 

 

 

 

 

うたわれしもの

 

 

 

 

「ふぅ〜〜・・・」

ぽきぽき、と肩を鳴らし、ため息をつく一人の男。

仮面をした男の名前は、ハクオロ。

小國だったケナシコウルペを富國トゥスクルへと導いた賢皇である。

「聖上、お二人をお連れしました。それと、新しい書簡です」

ドサドサっと、ベナウィは少しは片付いてきた机に新しく書簡の山を置く。

「・・・・・まだあるのか?」

ハクオロは机に置いてあった茶を啜り、聞く。

「今日はこれだけです・・・ですが、どれも急を要するものですので、おはやくお目を通しください」

そう言ってベナウィは端による。

「兄者、なんのようだ?」

区切りがついたところでオボロがハクオロに尋ねる。

「ああ、最近はどの國も静かだ・・・クンエカムンに進行があったが、今は静かだ・・・そこでだ」

ハクオロは机の上から書簡を取り出す。

「おまえ達も手伝え」

ハクオロはオボロの手に書簡を持たせ、言う。

「すまないがハクオロよ」

それを見てキョウヤが言う。

「俺はあくまで隠密部隊長だ・・・(まつりごと)に口は出せん」

そう言ってキョウヤはすぐさまは書斎を抜け出す。

「なっ、俺を見捨てるな、キョウヤ!!」

そう叫びキョウヤを追いかけようとするオボロ。

「逃がすな、ベナウィ、クロウ」

「はっ」

「ういッス」

ハクオロの指示が飛び、オボロは二人に拘束される。

「キョウヤ〜〜〜〜!!!!」

オボロの叫びが・・・書斎に響いた。

 

 

「やれやれ、ハクオロも大変だな」

そう言ってキョウヤは広場へと続く通路を歩いて行く。

「あら、キョウヤじゃありませんこと」

その途中、酒樽を抱えた女と出くわした。

「カルラ、また酒を持っていくのか?」

少し苦笑して、キョウヤは言う。

「ええ、お酒がないと私困りますもの」

そう言って妖艶に微笑むカルラ。

ギリヤギナ族という戦闘種族・・・今は滅ぼされし國の皇女でもあった女である。

「キョウヤ、今度付き合ってくださいます?」

「いや、遠慮しておこう。俺は下戸だ、酒は飲めんことはないが・・・どうも、苦手でな」

カルラの誘いをやんわりと断るキョウヤ。

「それよりも、また手合わせ願いたいものだ」

キョウヤがカルラに提案する。

「うふふふふ、私に呑み比べで勝てたならば考えておきましょう」

笑いを浮かべ、カルラは自室へと戻っていった。

「やれやれ、戦うほど強いと見なされていないのは、なんともつらいものだ」

苦笑を浮かべ、キョウヤは歩き出した。

 

 

「はっ、はっ!」

広場に出たキョウヤの目に、素振りをしている女性が入る。

「トウカ、中々精が出るな」

キョウヤは近寄り、言う。

「ああ、キョウヤ殿。何もしていないと、どうも落ち着かなくて」

トウカと呼ばれた女性は剣を鞘に収め、答える。

トウカはエヴェンクルガという種族であり、ギリヤギナ以上の戦闘能力を秘めた種族だ。

「それは俺にも判る、時間が開くと何をしていいか判らない時がある・・・まぁ、大抵は禅などを組んでいるがな」

キョウヤは剣を握り、言う。

「どうだ、トウカ・・・一本、やるか?」

「ええ、構いませんよ」

キョウヤの言葉に賛成し、お互いは少しの間隔を空け、構える。

居合に似た技を使うトウカは、鞘に剣を入れたままで構える。

対してキョウヤは、一本だけを鞘から出し構え、もう一本は鞘に入れたまま構える。

「ふふふふ、こうして構えていると、あの時を思い出しまする」

剣の柄の上に手をおき、トウカは言う。

「俺がはじめてここに来たときのことか?」

キョウヤも構えを解かず、言い返す。

「聖上と同じく、どこの種族にも属さず、その剣には・・・あのゲンジマル様を浮かべるほどの強さ・・・」

一呼吸をおき、トウカは剣を握り締めた。

「そなたとの戦いは楽しいでござるよ!!」

叫び、トウカはキョウヤ目掛けて駆け出す。

「俺もお前との戦いは楽しいさ・・・お前のまっすぐな剣には、教えられることもある」

キョウヤも答え、トウカに向かっていく。

「はぁぁぁぁっ!!!」

「せぇぇぇぇぃっ!!」

トウカの居合とキョウヤの抜刀がお互いの間でぶつかり合う。

「「おぉぉぉぉぉっ・・・・!!!」」

そして、同時に弾く。

「ふっ!!」

弾かれた反動を利用し、キョウヤはトウカとの間隔を空け、飛針を数本投げる。

「はっ!!」

しかし、刀を納めるときに、飛針を一緒に叩き落す。

「さすがだな・・・トウカ」

キョウヤは抜刀の構えをとり、言う。

「キョウヤ殿こそ・・・」

トウカも居合の構えをし、答える。

(トウカの持つ雷の力・・・居合と同時に繰り出されるあれを防ぐ手は・・・神速での緊急回避か・・・ベナウィ相手に鍛えたが・・・まだ不十分だな)

キョウヤは現状を把握し、次の手を考える。

その時、キョウヤの剣に風が纏わりつく。

(・・・・これで・・・試してみるか!!)

今一度柄を握り締めるキョウヤ。

「キョウヤ殿・・・こちらから行くでござるよ!!」

叫び、トウカは居合の構えのままキョウヤ目掛けて走ってくる。

「こいっ、トウカ!!」

キョウヤも叫び、走り出す。

「はぁぁぁぁぁっ!!!!」

トウカがキョウヤの前で一閃・・・雷を纏った一撃が放たれる。

「づぁぁぁぁぁ!!!」

放たれたと同時に神速に入り・・・剣を思いっきり上へと振り上げる。

「なっ!!」

その瞬間・・・風が巻き起こり、トウカの剣が突風で上へと持ち上げられる。

「うぉぉぉぉぉぉっ!!!」

そして・・・キョウヤのもう一本の剣が、トウカの剣を弾き飛ばす。

「そこまでだっ!!!」

そこに、声が響く。

二人が声のした方を見ると・・・。

「聖上・・・」

「ハクオロ・・・」

書斎で政をしていたハクオロが見ていた。

「二人とも、中々の仕合だったぞ」

ハクオロが二人に近づき言う。

「はっ、ありがたきお言葉」

そう言ってトウカは頭を下げる。

「キョウヤも・・・以前よりも腕を上げたな・・・」

弾き飛ばしたトウカの剣を拾ってきたキョウヤにも言うハクオロ。

「ああ・・・何となく、風が使えたんでな・・・」

ほら、と言ってキョウヤはトウカに剣を渡す。

「トウカとベナウィは雷を、オボロとカルラは炎を使えるだろう・・・それを見て俺は何が使えるのか考えていてな」

「それが、風だったと?」

ハクオロの問いにキョウヤは頷く。

「まだモノには出来ていないが、その内使えるようにするさ」

キョウヤは剣を鞘に収め、答える。

「そうか・・・期待している」

そう言ってハクオロは書斎へと戻っていった。

 

否・・・ベナウィに拉致られて行った・・・・。

 

 

「あら、キョウヤさん、どうなさいました?」

広場が見える通路で街を見ていたキョウヤに、羽を生やした金色の髪をした女性が話し掛ける。

「ああ、ウルトリィ殿・・・いえ、ただ・・・街を見て、平和だなと・・・思いまして」

キョウヤは答え、女性を見る。

ウルトリィと呼ばれた女性は最初の國と呼ばれるオンカミヤムカイの皇女であり、トゥスクルの國師(ヨモル)でもある。

「そうですね・・・」

ウルトリィもキョウヤの隣に立って街を眺める。

「早いものですね・・・キョウヤさんがこの國に来てから・・・もう一ヶ月ですね」

「そうですね・・・」

ウルトリィに言い返し、キョウヤが再び街を眺める。

「どうですか、もうこの國にも慣れましたか?」

ウルトリィはキョウヤに視線をずらし、尋ねる。

「そうですね・・・慣れたと言えば慣れました・・・鍛錬の相手にも事欠かないし、何より、人々が幸せそうですから・・・直ぐに慣れましたよ」

苦笑して答えるキョウヤ。

「そうですか・・・それは良かったです」

ウルトリィも一緒に笑って、答えた。

「お姉様〜〜〜」

そこに、元気な声が響いた。

「あれっ、キョウヤも一緒だったんだ」

その声の主はキョウヤを見て、少し驚く。

「何だカミュ、俺がウルトリィ殿といるとそんなに変か?」

キョウヤは苦笑して言い返す。

内心、確かに変な組み合わせだと、思いながら。

声の主は少し青みのかかった銀の髪、背中の黒い羽が印象的な少女。

オンカミヤムカイの第2皇女であり、ウルトリィの妹でもある。

「ううん、別にそんなことはないけど・・・」

あまり見ないから、といってカミュは笑う。

「だって、お姉様、おじ様と一緒の方が多いし・・・」

「かっ、カミュ!」

カミュがしゃべるのを、少し声を出して止めるウルトリィ。

ウルトリィはハクオロの事を好いている。

それを言われようとしたのだから、ウルトリィじゃなくても止める人のほうが多いであろう。

「それはそうだろう。ウルトリィ殿はこの國の國師なんだからな、色々皇との相談もあるのだろう」

しかし、キョウヤにそんな事が読めるはずもなく、全く違う事をいう。

「そっ、そうよカミュ。私はこの國のことでハクオロ様と相談があるの」

内心キョウヤに礼を言い、ウルトリィはカミュに言う。

「ふ〜ん、あっ、そう言えばおじ様がお姉様呼んでたんだ」

不承不承納得し、カミュは自分の用件を言う。

「そう・・・じゃあ、キョウヤさん」

「ええ、仕事、がんばってください」

キョウヤに見送られ、二人は書斎の方へといった。

 

 

キョウヤは離れの方へと歩みを進めていた。

離れにつき、キョウヤはドアを開ける。

「あっ・・・キョウヤ・・・さん?」

部屋の中には大きなベッドと、それに横たわる少女がいた。

「ああ、体調はどうだ、ユズハ?」

キョウヤは部屋の中に入り、ユズハと呼ばれた少女に問い掛ける。

ユズハはオボロの妹で、生まれつき体が弱く、そして、目が見えていないのである。

「ええ・・・今日はまだ、いいです」

横たわったままで、ユズハは言う。

「そうか・・・それは良かった」

部屋の中にある椅子に座るキョウヤ。

「ユズっち〜〜」

そこに、元気な声を出し、少女が入ってきた。

「アルルゥか、どうした?」

キョウヤは少女を確認し、尋ねる。

「んっ、ユズっちのお見舞い」

アルルゥと呼ばれた少女はそう言ってユズハの隣に座る。

アルルゥはハクオロの娘という立場で、森の母とも呼ばれている少女である。

そして、アルルゥとユズハ、それにカミュはこの國で一番仲がいい3人である。

「アルちゃん、きてくれて有難う・・・」

ユズハは隣にアルルゥが来たのを感じ、話し掛ける。

「では、長居すると邪魔になるだろうから、俺はもう行くが、アルルゥ、ユズハを頼んだ」

「んっ」

「はい、キョウヤさんもまた来て下さいね・・・」

キョウヤは楽しそうに話す二人に言って、部屋を出て行った。

 

 

「ふむ・・・どこにいくか・・・」

キョウヤはユズハの部屋を出て、考えていた。

「書斎に行くと間違いなく手伝わされる・・・ああ、もう夕暮れだな」

少しずつ赤み行く空を見て、キョウヤは言う。

「食堂でエルルゥの手伝いでもするか・・・」

そう思い、食堂へと足を向けるが・・・。

 

「あ〜〜〜〜!!!また作りおきしてたご飯がな〜〜〜い!!!」

 

「・・・・・」

食堂から聞こえる叫び声。

「また、アルルゥ達か・・・これだと食堂に近づくのもはばかられるな」

内心行く気が結構なえて来たキョウヤは行くか行くまいか悩む。

そこに・・・ズンズンと、足音が聞こえてきた。

「キョウヤさん!!!」

そして、その足音の主がキョウヤを呼ぶ。

「エッ、エルルゥ・・・何のようかな?」

キョウヤは少し驚き、聞き返す。

目の前の少女はエルルゥといい、アルルゥの姉であり、世間では一様皇后扱いも受けているがハクオロからの認識は妹である。

「キョウヤさん、アルルゥ知りませんか?」

「いや・・・見なかったが・・・」

毎度毎度起こされるやり取りを思い浮かべ、咄嗟にそう答えるキョウヤ。

「本当ですか?」

エルルゥにそんな気はないだろうが、ものすごく威圧が放たれている。

「あっ、ああ・・・知らない」

少し気圧されながら、キョウヤは答える。

「じゃあ、アルルゥを見たら知らせてください」

そう言ってまたアルルゥを探しにいくエルルゥ。

この國、トゥスクルには一つの言葉がある。

 

『辺境の女は強い』

 

もはやトゥスクルでは良く聞かれるようになった言葉。

トゥスクルの近くでは禍日神(ヌグィソムカミ)が良く見かけられる。

厠にいるといわれる『エルンガー』

エルンガーはアルルゥが追いかけてくるエルルゥにつけた名前だが・・・。

あと、街道に現れるという通称『ヲイデゲェェェェ』

こちらは、人形を置いていくと助かるそうな。

そんなわけで、トゥスクルもとい、皇宮では女の方が地位は高い。

「あとで・・・何かされる前に何か作るか」

そう言ってキョウヤは食堂へといった。

 

 

それから1時間後・・・。

いつもの通り賑やかな食事が終わり、それぞれの時間へと戻っていく。

そして、トゥスクルはいつだって朝から大変だ。

 

 

「本日の御報告をいたします」

朝堂にエルルゥの朝の定例報告の声が響く。

ハクオロは玉座でその報告を聞いている。

「カルラゥアツゥレイからの交易の申し込みがきています」

「ふむ・・・トゥスクルで生成できる鉄やらを交換してもらう手もあるな」

そう言ってハクオロは隣に控えているベナウィを見る。

ベナウィもそれに賛同し、首を縦に振る。

「次に『お姉ちゃんがまた胸に詰め物をしていた。負け惜しみ』とのこと・・・って、アルルゥ〜〜〜!!」

「ホントのこと」

エルルゥの叫びに、朝堂の空気がピシリとひび割れるかのような音が聞こえる。

「アルルゥ〜〜〜〜!!!」

「ムックル!!」

『ヴォッ!!』

エルルゥの叫びと、ムックルが来たのは同時で、アルルゥはムックルにまたがり、逃走する。

それをエルルゥが神速を超える速さで追いかける。

「くっくっく・・・」

それを見ていたキョウヤはこらえながらも笑う。

結構見慣れた風景だが、やはりなれないものである。

「では、これにて散会です。皆さん今日も頑張ってください」

ベナウィの言葉に、文官や女官たちがぞろぞろと朝堂を出て行く。

 

「いやぁ、今日もすごかったですなぁ」

「ええ、私なんてあれがないと一日が始まった気がしませんもの」

 

などなど、文官と女官達は朝堂の風景に思い思いの言葉を言いながら出て行く。

「やれやれ、いい加減何とかならないものか」

ハクオロはため息をつきながら言う。

「いい加減なれてください」

それに、ベナウィから厳しい一言がとぶ。

「ははははは、全くだな」

それを見て、キョウヤも笑いながら言う。

「全く・・・では、皆もまた今日もがんばってくれ」

その言葉を聞き、おのおのはそれぞれの場所へと散らばっていく。

 

新しい朝が、また始まる。

 

 

 

 

 

 

FIN

 


あとがき

ついに完成、うたわれSS

フィーア「う〜ん、10点」

そんなに低いのかよ・・・。

えっと、この話はうたわれの世界にキョウヤという人物が重要な位置にいたという設定です。

フィーア「だから、キョウヤが何らかの影響で飛んで来たって、訳じゃないのよー」

まぁ、とらハの恭也そのものですが。

フィーア「美姫さん、50万ヒットおめでとー」

浩さんも、50万ヒットまで、お疲れ様でした。

50万ヒット記念作品としておくらせていただきます。

フィーア「でも、これ続編かなんか出すの?」

う〜ん、要望がくれば。

こないと、思うけど。

フィーア「じゃ、次のSSでまた会いましょう〜〜」

ではでは〜〜〜。



アハトさん、フィーアさん、ありがとう!

美姫 「早いのかどうかは兎も角、50万ヒットなのよね」

うんうん。頑張ったな〜。(しみじみ)

美姫 「えっ!?嘘、頑張ったの?」

…………が、頑張ったな〜。

美姫 「嘘ばっかり。まだまだよ。さあ、もっともっとSSを書きなさい!」

はははは。鬼だ、鬼がいる。
鬼が来たりて、剣を振るう……って、ま、待て!
何だその振りかぶった剣は。

美姫 「ん?何って浩も言ってるじゃない。剣よ、剣。振りかぶっていようが、いまいが剣は剣でしょう?」

それはそうなんだが。この場合は、少し意味が…。
って、待て待て待て!

美姫 「そうね、感想を言う間は待っててあげるわ」

えっと、アハトさん、50万ヒット記念ありがとうございます。
キョウヤから見たトゥスクル。ほのぼのした感じで良いですね〜。
こういうの好きですよ。続編が出るなら、楽しみにしてます。

美姫 「さて、じゃあ念仏でも唱えなさい」

待て待て待て!本気か?本気なのか?

美姫 「勿論、本気よ。マジと書いて本気と読む」

いや、それ逆…。

美姫 「問答無用、天地無用!

それも意味が違う。天地無用は上下逆さまを禁……。

美姫 「断空紅雷破(だんくうこうらいは)!!」

ぐえげぇぇぇーーーーー!!

美姫 「ふぅ〜。………じゃあね〜♪」




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