『助けてくれた人』後編






 僕と女性は視線をまじ合わせていた……
 そして、一言もう1人のお客さんから声が掛かる……

「どうかしたの? 綺堂さん」
「あ、いえ、何でもないです……ちょっと知り合いの子ににてましたから」
「そう?」

 一人は髪の毛の長い、これまた何か武道をたしなんでる人だ
 そっかぁ、あのときの女の人は綺堂って言う名字なんだ

「そんな風には見えないけど……なんか彼氏と偶然会って驚いてるってかんじに」
「もう、先輩ひどいですよ……いくらかわいい彼氏ができたからって」
「うふふふ……まぁまぁ、でも、今日は相談があってここに連れてきたのでしょう」
「……はい」

 女性同士の話にどうやって中にはいればいいのか考えてしまう
 でも、とりあえず席に移動してもらわないと……
 誰かほかのお客様が来た時に大変になってしまう

「あの、お客様、こちらへとどうぞ」
「あ、はい……ごめんね〜話し込んじゃって」
「いえ、その、お気になさらずに」
「ありがと」

 そういって、頭をなでられてしまう
 う〜ん、やはり手伝ってる姿ってかわいく見えるのかもしれない
 前も学校の友達にそんなことを言われてしまったし……
 何も言い返せなくて、そのままだったけど……

「では、オーダーがおきまりになりましたら、およびください」
「分かったわ、ありがとう」

 僕はしばらくしてオーダーで呼ばれるまで、フロアを回っていた
 だいぶ時間も時間なので学生さんたちが増えてきている
 なぜか僕の頭をなでるのだが……

「あ、店員さん……」

 呼ばれてオーダーを聞きに行くと、シュークリームと紅茶だった
 フィアッセがいないので大変だ……病院に行っているそうなんだけど……
 まだ検査時間かかるのかなぁ
 かあさんも松尾さんもほかのバイトの人たちもぱたぱたと歩いている
 忙しいということは儲かっているということで良いことなんだけど……

「はい、こちらになります」
「ありがとう……で、君にちょっと聞きたいことあるのだけど
 少しだけ時間かまわないかしら」
「えっと……まだ働かな「恭也〜休憩してね〜♪そこの方たちと」
 いいみたいです」
「そ、なら、座って座って」

 そういって綺堂さんの隣に座らされる
 う〜ん、綺堂さんは少し目線をそらせたり、見たり、前の方をにらんだりと
 何をしているのかさっぱり分からないよ……

「恭也、忘れ物よ……」

 かあさんがそういって、僕の前にホットミルクを出す
 成長のためにはこれが一番って訳じゃないけど……かあさんは作るのうまいから
 コトッと置かれたカップを軽く持って、前を見る
 髪の毛の長い女性が僕をじ〜と見ている

「で、綺堂さんはこの子が好きだと?」
「げほげほ」

 いきなり何を言うんですかと思ったけど、僕は咳き込んでしまった
 綺堂さん(名前で言った方が早いので)は照れているのか、そのままうつむく

「私はいいと思うのだけど……それに、かっこいいし可愛いじゃない
 で、どうして私を呼んだのか、教えてほしいところね」
「いえ、その、年下の彼氏を持つって、どういう感じなのかなぁって」
「何言ってるのよ……彼氏彼女なんて言うのは、甘えるか甘えてもらえるかでしょうに
 私はこの子が貴女に甘えてるとは思うけど……それに年は関係ないわよ♪
 そういう貴女もこの子には甘えてるんじゃないのかなぁ?」

 にっこりとほほえみながら言う女性
 この人本当に先輩なんだなぁ……

「でも、先輩……年が……」
「ぱっとみ〜だけど、そんなに離れてないと思うわよ……
 この子が20くらいになったら、普通のカップルに見えるわよ♪」
「でも、そんな事言われても……やっぱり」
「いいじゃない……好きですって言って振られたら
 それはそれで慰めてあげるし……笑いの種にもなるし」
「ひどいですね〜」
「ま、真一郎の相手してるからね〜」
「先輩は先輩ですからね〜」

 あの、お二方ともそんなしみじみと言っていたら失礼ですって
 その真一郎さんって方に……
 と、ドアが開いて、誰かが入ってきた
 ここをすぐに目指している
 ということは、知り合い? 男の方だけど……

「瞳ちゃん、何でここに?」
「真一郎こそ……」
「あ〜俺は、そのここの味を盗みに……ほら、前ここのお菓子おいしいって」
「それでかぁ……私は綺堂さんが悩みがあるからって」
「へ〜綺堂さんが……」

 男の人は真一郎さんと言うらしい
 瞳さんと呼ばれた女性の隣に座る……大体の人の名前が分かった
 で、どうして僕が呼ばれたのだろう?

「あの〜何で僕呼ばれたの?」
「うふ♪ 危うく忘れる所だったわ……何でも綺堂さんが前助けた男の子が
 好きになったらしくって……それで、その子を探しながら
 彼氏持つってどういうことか聞きに来てたのよ」
「はぁ……」

 誰が好きなんだろう……僕だったらって何を考えてるんだ
 第一こんなに可愛い人だしなぁ……

「しかし、変われば変わるものだね〜綺堂さんがそんなことを……」
「せ、先輩!!」
「まぁまぁ」

 真一郎さんにからかわれている……
 顔を真っ赤にしてるけど、大丈夫かなぁ

「あの、お姉さん大丈夫?」

 頬に手を当てながら聞く……う〜ん、少し熱いかなぁ

「あら♪」
「お♪」

 横合いから二人の楽しそうな声が……
 真一郎さんはいつの間にやらオレンジジュースを頼んでいる
 僕は綺堂さんの目がとろんとしているのが見えた

「あの、大丈夫?」
「え、あ、う、うん……」

 そういって、あわてて離れる
 ふわっと良いにおいがした……空気が流れてにおいまで運んできたんだ
 でも、真っ赤だけど大丈夫かなぁ

「真一郎、これは」
「ラブコメだな」
「もう、綺堂さんて可愛いわね〜」
「ま、でも、からかったらかわいそうだよ」
「あら、でも、その目はからかう気満々?」
「あはは……瞳ちゃんには嘘つけないからね〜」
「そうね♪」

 隣もなにやらささやき合っているみたいだ……僕には聞こえてるけど
 で、綺堂さんはまだ真っ赤になったままだ
 おしぼりとかの方がいいのかなぁ……

「さてと、綺堂さん……言っちゃえばいいじゃない
 こういうのは早い者勝ちよ……真一郎だって、早い者勝ちだったでしょう」
「でも、真一郎さんが先輩を好きだったからじゃあ」
「その前の努力ってのもあるのよ♪」

 女性はにっこりと笑う
 そして、綺堂さんは僕を見て頬を赤く染めると……

「ここじゃ無理だよ〜〜」

 僕の手を引いて、走っていく
 え!!! 僕、お仕事が〜〜〜〜〜〜

「この子、借りていきます〜〜〜」
「どうぞ〜〜〜〜」

 かあさん!!!
 って、手を振ってるし……松尾さんに至ってはお腹抱えて笑ってるし
 バイトの人たちもハンカチ片手に手振ってるし……酷いよ




 海鳴公園までノンストップで走り続けた
 そして、止まって……僕と綺堂さんは立ち止まった
 もう夕日が落ちて、夕闇が迫ってきている……
 街灯の下で座り込む

「ふぅ……大丈夫?」
「え、あ、はぁ……大丈夫ですけど、あの急にどうしたんですか?」
「はぁ〜そりゃあ、若いから気づいてないとは思ったけど……
 ……本当に分からないの?」

 僕は彼女の言葉にうなずいた……
 綺堂さんはため息をついて、僕の目線に合わせる
 なぜか僕の心臓が高鳴った……
 すごくきれいな瞳……それに、吸い込まれそうだ

「あのね……」

 綺堂さんの声が僕をふわふわと浮かすかのように聞こえる

「私ね、あなたが好きなの……名前も知らない、素性も分からないけど
 でもね、私はあなたが好き……大好き」
「あ……」

 言わんとしている事が分かった……
 そして、それが……僕にとってスイッチだった
 父さんが昔言っていた……

『好きだと言ってもらって、お前もその人のことを本当に好きなら……
 キスでもして、安心させてやれ』

 って……人から受けた告白はその人にとって不安もあるからということらしい
 父さんは本当にいろいろな人と出会いもあったんだと思う
 僕は綺堂さんの肩に手をかけると、そのまま顔を寄せた
 綺堂さんも何の躊躇もなしに、そのまま受け入れてくれた……



 離れると、少し照れてしまう……でも、僕も気づいた
 お姉さんとしてでは無く、女性としてでも好きで……人としてはさらに好きで
 このお姉さんの事が……本当に好きなんだと言うことが……
 それが、フィアッセや美由希に抱くものでは無いことにも

「僕も、貴女が好きです」

 綺堂さんが僕を抱きしめて涙を流しているのを感じて
 僕は彼女の頭を軽くなでていた……!?
 何かある?

「あ!!」
「耳?」
「そうね……お互い自己紹介してからでいいかな?」

 涙を拭いて、綺堂さんは言った
 僕はうなずくと、僕から話し始めた

「僕の名前は高町恭也……小学生の6年生だけど
 12歳です……たまに翠屋で働いてます」
「そう、私は高校2年生の綺堂さくらって言うの……
 で、前『夜の一族』の話したわよね」
「はい」
「私は狼女って事になるのかな……そういう混血なの」
「じゃあ、さっき手に当たったのは?
「私の耳よ……こういうの嫌い?」

 綺堂さんが悲しそうに聞く
 僕は首を横に振った……だって、綺堂さんに狼の耳が似合ってて
 可愛いから……

「そう、ありがとう……」

 ぱたぱたと隠していく……そっかぁ、確かに隠さないと
 ほかの人から見たらおかしいって写るかも……

「でも、僕も普通の人とは違うみたいなものだよ……だって」

 神速を発動……今なら一回くらいならどうってことないだろう
 医者からは一応止められてるけど

「こういうことができるから」
「え!?」
「疲れてなければ、これくらいが精一杯だけどね」

 肩で呼吸を整えながら言う
 綺堂さんは驚いたように見ている……僕は笑顔だろうと思う

「お互い秘密を持ってるね♪」
「そうね……恭也君って呼んだらいいのかな?」
「うん……さくらちゃんって呼んでいい?」
「いいわよ……」
「さくらちゃん、これからよろしくお願いします」
「ええ、こちらこそ」

 僕とさくらちゃんはまたキスをした
 そして、この日、さくらちゃんは高町家で一緒に過ごした……
 家に帰らないのって聞いたところ……電話したら
 泊まってこいって言われたんだそうな……
 外に放り出すのはイヤなので、泊まることになったのだけど
 部屋のあまりが無くて、僕と一緒にその日寝ることになった……
 そして……耳としっぽがでているさくらちゃんを見て
 可愛い人だなぁって思って、手触りふわふわのをさわっていた






 数年後、本格的なつきあいとともに、さくらちゃんを慰めたり
 2ヶ月に1度のあれを迎えたりといろいろあった
 遊という人が何かしたりしたらしいけど、僕とさくらちゃんの敵では無かった
 愛は無敵なのよとさくらちゃんが言っていたけど……
 そして、正式につきあいだして、さくらちゃんとは半同棲生活になっている
 なぜかっていうと……

「恭也〜♪」

 ごろごろにゃ〜という感じで甘えるさくら
 そう、俺の部屋に最近泊まり続けだ……
 実家にいられないとか言っていたので、多分何かあったのだろう
 親戚がいるのだそうだが……あまり行かないみたいだ
 連れて行ってもらった事もないな……何でだろう?
 まぁ、深く考えても分からないだろう……さくらが俺の胸にすりよせている
 小さな頃から、ずっと魅了されてたんだよな
 この瞳と行動やしぐさ……彼女のすべてに……









 おわり〜










 あとがき
 だ〜できた〜〜〜
 美姫「遅い!!」
 と、危ないなぁ……(また剣が振り下ろされた)
 美姫「何で避けるのよ〜〜〜!!」
 避けなきゃ痛いからに決まってるだろうが!!
 美姫「血圧あがるわよ……そんなに起こってると」
 ぜはぁぜはぁ
 美姫「はい、飲み物」
 あ、ありがとう……コクッ…………エレエレエレエレ(吐いてる音)
 美姫「汚いわね〜」
 飲み物じゃないよ……これ……
 美姫「さすがに駄目かぁ……【対浩&遊び人用食物兵器・奥様印の橙邪夢】でも」
 よかった……すぐに吐いて
 美姫「先に懲らしめないと駄目なのかしら」
 まてぃ……その発想はどこから来るんですか!?
 美姫「シオンちゃんとゆうひちゃんから」
 あのふたりは〜〜〜
 美姫「ま、今回はあきらめて……ちょっと特性真生物を」
 いや、そんなあまりにも放射能とかいろいろ使ったのを出されても
 美姫「食べて♪」
 満面の笑みで言われても……食べたくないぞ
 美姫「戯れ言はいいから、食え!!」
 本性出てきたし〜〜〜〜!!
 美姫「うるさい……いいから、食べなさい」
 やだ〜〜〜〜まだ人間やめたくないし、そんなグロテスクなもの食えるか〜〜〜
 美姫「世話の焼ける……えい!!」
 ぐふぅ(お腹押さえてる)
 美姫「はい、あ〜ん♪」
 あ〜ん♪(悲しい男の性)
 美姫「成功♪」
 (涙目)……★○#☆%◎☆”!?@%……(パタリ)
 美姫「あ、なんか中から融けてるのかな?
    お〜すごい人(?)が中から溶解していくのは初めてだ〜」
 (ビクッビクッ)
 美姫「へ〜こうなるんだ〜……ちなみに先ほどのは……
    【対浩&遊び人用特性新生物・食い物グロテスク】ですよ♪
    おてて洗わないと……でわ、また〜」
 そこには黒くて、何か分からない液体があり、そこからは灰色の煙が上るのだった



美姫 「はぁ〜、疲れたわ」
お、お疲れ様です。
美姫 「うむ、苦しゅうない」
では、私はこの辺りで……。
美姫 「逃がす訳ないでしょ」
逃げるなんて人聞きの悪いな〜。
で?感想は?
………美姫の攻撃を避けるなんて凄いですよ遊び人さん!
美姫 「って、何の感想よ何の!」
ゲシゲシ!
うぅ〜、避けれない、避けれないよ〜。
美姫 「それは仕方ないわよ。言ってみれば浩の回避率って0%だもん」
否定できない自分が悲しい………。
で、SSの感想ですけど、さくらちゃん萌え〜♪
美姫 「それが感想か!」
痛っ!だ、だが考えてみろ、あの小さい恭也が僕という恭也が高校生のさくらをちゃん付けだぞ!
美姫 「………た、確かに萌えね」
だろ。それに全体的にほのぼのしてて良いよな〜。
美姫 「浩には無理な芸当ね」
…………。
美姫 「黙るなんて美姫、悲しい〜」
ドカドカドゲシバキッ!
こ、言葉と行動が違う……。って、これを避けた遊び人さんって一体何者?
美姫 「だから、浩がおかしいのよ。回避率0%なんてありえないわよ」
K 「それは仕方がないかと思うよ」
美姫 「わっ、どうしてKがここに?」
K 「今日はたまたまですよ」
で、仕方がないってのは?
K 「浩は体力だけはあるからね〜。ほら、前にもやったけどRPG風にパラメータ表示したらHPだけが突出してるようなタイプ」
美姫 「そうだったわね。防御力は無いくせにHPだけがやたらと高い上に自己回復力だけずば抜けてるのよね」
K 「そうそう。だから回避率0%なんて数値がでるのだよ。じゃあ、私はこの辺でバイバイ」
あ、K。これお土産。
K 「それはどうもありがとう。……って、これはジャムですか?」
邪夢です。
K 「ジャムではない?」
だから、邪夢。
K 「謹んで遠慮します」
あ、待てせめて半分だけでも……。行ってしまった……。
美姫 「浩ったら自分から邪夢を出すなんて、そんなに食べたかったの?」
ち、違う!これは捨てようと、あっ!
美姫 「ひ、酷いわ。折角、浩に食べてもらおうと日夜頑張って作ったのに………(嘘泣)
うっ、だ、騙されんぞ!そんな嘘泣きには。
美姫 「う、うぅぅ〜。嘘泣きだなんて……。そ、そうよね、どうせ私の作った物なんか……う、うぅぅぅぅ」(うるうる)
……………た、食べれば良いんだろうがっ!(ああ、遊び人さん男の性って、男の性って………悲しいですね……)
美姫 「じゃあ、この新作【対浩&遊び人用特性新生物・食い物グロテスク】もね♪」
そ、それはさっき遊び人さんが食して溶解した……。
美姫 「これに邪夢をかけて〜♪浩はどんな反応を起こすかな♪」
逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、って、誰でも逃げるわ!
美姫 「はいはい、逃げちゃ駄目よ」
ガシッ!
ぐえ、ゲホゲホ。
い、勢いよく走り出そうとした人間の襟首を後ろから掴むか普通!
美姫 「うん♪私はするよ♪やっぱり人と同じじゃ面白くないじゃない」
確かにお前は普通じゃなかったもんな。
美姫 「………。あ、邪夢がちょっと足りなかったみたいね。ここにもかけて……。
     はい、アーン♪」
ブルブル。い、嫌じゃそんな甘い行為に騙される俺ではない。
今更、美姫にそんな事をされて素直に口をあける俺ではないわ!
美姫 「流石ね、浩。一筋縄ではいかないわ」
わっはっはっはっは、そうだろう、そうだろう。
あっはははははははー。
美姫 「チャ〜ンス。隙あり!」
んがくっく。
し、しまった………がっ!がぁ………ああああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜。
美姫 「うわ〜、【対浩&遊び人用食物兵器・奥様印の橙邪夢】と
    【対浩&遊び人用特性新生物・食い物グロテスク】を合わせて食べると暴走するんだー」
ぐげげげげ、うきょきょきょ、うっきーーー!
美姫 「浩暴走、活動停止まで………」
ぐるぉぉぉぉ………ぐばぁ!バタリ
美姫 「……停止」
どろどろどろ。シュワシュワシュワ。
美姫 「うっわ〜、煙上げながら溶けてく。しかも、液体状になった途端、蒸発してるわ♪まさに骨も残さないって感じ♪
    今回はいいデータが取れたわ。あ、おてて殺菌しないと。じゃあね〜」
その場には小さな黒い染みがただ一つ残されていた。




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