とらいあんぐるハート×マリア様がみているSS









設定……
これは、遊び人の作品『Lost Memories』の続編となっております
四つ目の選択肢の3つ目の作品です
ですので、それを踏まえて考えてください
では、どうぞ……






『Lost Memories』<小笠原恭也の一日>








 小笠原家で世話になるようになり、早数年の月日が経った
 それは、恭也が中学の頃からの朝の光景
 朝早くから起きる恭也は、メイドさんたちより早く起き、庭で軽くランニングなどをこなす
 そして、少し体を動かし、自己鍛錬を怠らない
 その精神は弓道にも息づいてるのだ
 さて、そんな小笠原恭也であるが、1つ問題があった
 それは、他人の好意に対して全くといっていいほど気づかないのだ
 それはそれで周囲に対してはどう対応していいのか考えるほどなのだが
 本人が全く気にしてないのである
 自己中心的だが、護ったり、人を助けたりと事、何か有事の際には確りとしていく
 小笠原家の養子として迎えられた子として、確りとしている
 周りからのやっかみがあった
 それは、すべて恭也の実力で排除してきたのだ
 弓道の時にも周りから、いきなり声があがったり、変な音を立てたりなどあった
 しかし、それで崩れるほど恭也の集中力は弱くなかった
 揺れることなく、まっすぐと進んでいく矢
 それは恭也がまっすぐであるという心を表すように……
 その姿は周囲の人を魅了していく……男性女性問わず

「おはようございます」
「おはようございます……今日も朝早いですね」
「毎日のことなので、新聞を後で読みたいので宜しいですか?」
「はい、まだ旦那様も、大旦那様も起きてないので……」
「そうですか……お仕事でお疲れなのでしょう」

 そういって挨拶をすまし、そのまま歩いていく
 残される給仕の女性は、ポーと恭也を長める
 日に日に立派になっていく恭也の姿を見ているからであろう
 さて、それが実は美姫だったりするのだが……

「美姫ちゃん、何してるの?」
「あ、シオンちゃん……恭也様、立派になったなぁって」
「そりゃあね〜、でも、お出迎えが必要って事はまだ多いんだね
 追っかけ的な人」
「みたいだよ」

 そして、2人は仕事に戻る
 ちょっとした世間話はすぐに区切るようにしてるのだ
 仕事に差し障りが出てはいけないからだ
 さて、恭也は何時もの様に軽くシャワーを浴びて、姉である祥子の部屋へと到達する
 自分の匂いを一度嗅いでから中に入る
 理由は簡単なのだが、あまり自分の体臭がするようでは姉に悪いという配慮だ
 年の離れた姉の祥子……それでも、自分を拾って10歳だった自分を助けてくれた恩がある
 もうあれから7年の月日が経っているのだ

「姉さん、おきてくれ……今日は仕事だろう」
「……す〜」
「姉さん」

 『お姉ちゃん』から『姉さん』へと変わってるが、これは家族の中での事
 外では確りと切り替えてる……此処に着てから朝に弱い祥子を起す係りを恭也がしている
 何故か恭也だと早くに目がさめるからだ
 ポーとした目で祥子が体を起す
 恭也がそっと手を出すと、祥子は目をボーとしたまま手を出す
 恭也はその手を引いて立ち上がらせる
 丁度、背の高さが祥子が少し高いくらいになる
 ふわっと恭也の方に倒れ掛かる祥子
 眠たいのだ……昨日の仕事が大変だったと恭也は聞いてる
 祥子は大学を卒業したら結婚すると思っていたが
 それは、破棄された
 優氏と祥子が嫌がったからだ……まだ自分達がそういう事を考える前に学ぶべきことがあると
 それで2人とも仕事をしているのだ
 祥子を抱きしめる恭也……姉であるが他人のように感じ、女性何だと感じる恭也
 それは、男として当然のことなのだ
 すでに分かっている事……

「姉さん、起きてくれ……」
「ふぇ?」

 姉が徐々に覚醒していく
 恭也に抱かれてることに驚く祥子
 普段こんなことをされれば、ビンタの1つでもしてるところだが
 祥子もこれまた恭也に甘い……祐巳と同じくらいに

「おはよう」
「ああ、で、そろそろ自分の力で立ってもらえないか?」
「……そうね」

 恭也に抱きしめられている体勢から、やっと離れる祥子
 恭也の体温を存分に感じ、更に厚い胸板に抱きつくことが許されている唯一の女性だったりするが
 これまた2人とも自覚無し

「おはようございます、祥子姉さん」
「ええ、おはようございます、恭也」

 こうやって朝を迎えること数年間
 元旦ですら起すことがあったくらいだ……

「じゃあ、俺は朝ご飯を食べるので、先に下りてます」
「はい」

 そして、そのまま部屋を出て行く
 祥子はタンスを漁り(物色ともいうか?)、服を見つけて着替える
 恭也は下に降りると、誰も起きておらず、母親である清子も居ない

「恭也さん、おはようございます」
「お母様、おはようございます……その、大丈夫ですか?」
「昨日、ちょっと楽しかったですからね」
「それだったらいいんですが……お姉さまもお疲れなようで……心配します」
「アラアラ、そう言ってもらえるだけで元気になれるものよ
 さ、恭也さんは学校でしょう」
「ありがとうございます」

 清子に言われて、恭也はそのまま椅子に座ろうとする
 先に清子のために椅子を引き、座ってもらう
 軽く会釈をして、清子は座る
 それが、毎日の光景のようだ

「頂きます」

 恭也はパクパクとご飯を食べる
 と、途中で祥子が少しだけ眠たそうにあくびをして起きてくる

「おはようございます、お母様」
「ええ、おはようございます、祥子さん」

 そのまま、一緒に仕事へと出る祥子なので、スーツを着こなしている
 今年に自分の下に祐巳が入っている……恭也ともたまに会うのだ
 そのおかげで祐麒とも会うので恭也自身は良かったと思う事だったりする
 どうもお互い弟という事で馬が合うらしい

「では、行ってきます」
「ええ、行ってらっしゃい」
「行ってらっしゃい」

 出て行く恭也
 それに、ちょっと嬉しそうに見送る二人

「成長して、ああやって男性になっていくんだなぁって思うと
 本当に恭也は良い人に育ったと思うわ」
「そうね……」
「は〜、これで祥子が結婚してくれたら問題なかったのに
 2人とも口をそろえてお断りしますだものね」
「……その事についてはノーコメントです」
「そうでしょうね」

 そして、そのまま朝食を終えると、2人とも出て行くのだった
 その後、寝坊した旦那と大旦那のおふたかを見かけるのだが、シオンと美姫自身気づかなかったらしい






 恭也の登下校は車を使って行っている
 学校では安全なのだが、いかんせん過去自転車で行っていたころは
 雑誌に写真が載ってから危険だったのだ
 周囲に女性が居まくりと言う困った状態だったのだ
 そのまま高校に入学し、勉学も確りとし、部活もこなしていく
 弓道一本に絞ってるが、他の部活に参加してもエースなみの活躍を見せるだろう

「おはようございます」
「おはよ〜」
「おはようっす」
「うっす」

 色々な挨拶が飛び交う中、そのまま恭也は弓道場に入る
 一度射をしてから行くのだ……朝の鍛錬で出来ないことを早めに着てするのだ
 先ほどの生徒たちも同じようなものなのだ……
 構えて射を放つ……恭也はその瞬間、的に中るも中らぬも、己の心にありと考えてる
 自分に迷いがあればダメになり、迷いが無ければ中ると……
 着替えて、射を放つ……的には中るものの真中ではなく、少しだけ外れている

「すーはー」

 一度深呼吸をすると、恭也は目を閉じる
 感じるがままに射の構えを取る
 目を開き、まっすぐに的を見つめ、放つ
 トーンと言う音と共に真中にあたる

「まだまだ雑念があるということか……まだまだだな」

 そういって射を放つ恭也を見ている生徒は山ほど居る
 というのも、生徒も先生も恭也は期待のものだ
 そして、現生徒会の長的立場もある
 生徒会長をしてるわけじゃないが、来年には確定だろうとさえ囁かれている
 朝のショートホームルームが始まる前までにはちゃんとクラスへと行くのだ
 今日は一度外してるので精神鍛錬をちゃんとしないとと考える恭也








 その日は何事も無く、恭也は昼までをのんびりと過ごす
 といっても、授業を確りと聞いてるのだが……そして、昼に放送が入る

『1年小笠原恭也、1年小笠原恭也……お客様がお見えになっております
 至急、玄関口まで来るように、繰り返します……』

 恭也はそれを聞いて、何かあったのかと出しかけた弁当をしまい
 そのままお弁当片手に歩き出す
 クラスの面々は遠くから見ているというのに近いのだが
 それでも恭也が周りに浸透していき、話したりしてくれるのは喜ばしいことだと思っている
 恭也が玄関のところに着くと、そこには父親である融の姿があった

「恭也、急にすまない」
「あの、どうかしたんですか?」
「実は……お小遣いを忘れていて」
「先月分残ってるので、大丈夫ですよ」
「良いから……清子が怒るし」

 小声で言ってるがばっちり聞こえてる
 恭也は怒られたんだと理解する

「じゃあ、今回はこれだけだし……」
「お父様、一緒に食事しませんか? その、お昼は久々だし……」
「う〜ん、良い息子だ」

 融は感激しながら、恭也の言葉に頷く
 何気にお弁当なのは変わらないようだ
 色々と家族のことを話しながら、お昼を取る

「恭也、家でね」
「はい、お仕事頑張ってください」
「じゃあね」

 分かれて、そのまま仕事へと戻る融
 恭也もお弁当をしまい、クラスへと戻る
 そして、恭也は次の時間割を聞いて準備をして本を取り出す
 経済学の本だ……恭也自身経済という物に興味はあまり無いのだが
 本はどこかしこにあり、それを読むのだ
 時間の空いたときなどに、よく……








 放課後になり、恭也は弓道場へと向かう
 そこには部員が何人か先に着ており、射を行っている
 恭也も着替えると、まずはランニングに出かける
 気分を高めないと良い射は行えないという考えだからだ
 ランニングを軽く終えると、次に座禅を組み、相手の射を見る
 大体一度に3から5本の矢を飛ばすのだから、見ているだけでためになるのだ
 そして、恭也はそれを見て、自分の気分を高ぶらせる
 護ると決めた人が居る……今もその気持ちが変わっていない

「小笠原くん、交代しよう」
「はい」

 言葉を交わし交代する
 弓道部事態、人が少ない……恭也は高校に入ってからも弓道だけは続けてる
 精神的な鍛錬を積み重ねるためだろう
 たまに、義母である高町桃子、従姉妹である美由希、妹のなのはとは出会っている
 恭也は新入生にしては、すぐに射をしても良いといわれている
 実際、中学の頃を考えたら、それが一番だろうと言う顧問と他の部員の意見だ
 恭也自身、周りのご好意に甘えることにしたのだ
 一矢集中……弓道場の待ち場にはそう文字が毛筆で書かれている
 恭也はそれを実践していると言えるだろう
 一度一度がゆっくりとだが、鮮烈に残る射
 そのうっすらと出ている汗……体から上る気
 それは集中しているという本気だった
 周りの声は恭也にほぼ聞こえてないだろう
 この集中を乱せるのは有事の際だけだろう
 この日の恭也は5本中5本を確りと中て部活を終わらした
 といっても、あまり遅くなると小笠原家で心配されるということで
 恭也は6時には出るようになっている
 一応、その時間が校門の閉まる時間なので問題は無いが
 そのまま恭也は家へと帰るために校門を出る
 少し歩いた先に車が待っているが……その間には女性達が居た
 リリアン女学園の制服と他OLの姿に他の高校の女生徒の姿がちらほらと……
 恭也はその中を歩く
 優氏より凄いのは、此処まで来る追っかけ的な存在になったことだろうか
 そして、恭也は何枚ものラブレターと何個ものプレゼントを持たされ(紙袋2つ分)車に乗る
 紙袋は毎度のことなので、恭也はこれに一杯までという制限を加えたのだ
 御菓子の類はインタビューされた際にあまり甘いのは食べないのでと応えたところ無くなったそうな……

「相変わらず大変だね〜」
「そう思うなら助けてください……もっと近くに来るとか」
「いや〜、それを一度しようとしたら、怒られちゃってね」
「……それで俺はあそこまでもみくちゃですか?」
「頑張れ」

 車の中で簡単に話してると電話がなる
 これは恭也の携帯の音だ……車の中での携帯は違反なのでしないようだ
 違法は良くないと言う現れである

「はい、もしもし」
『恭也さん、今学校?』
「いえ……何かあったのですか?」
『祥子を迎えに行って欲しいのよ』
「分かりました……祥子お姉さまを向かえに行くので、お願いします」
「分かりました」

 そこは運転手、何も言わずに従う

「お母様、他に何か用事がありますか?」
『いいえ、ただ祥子はちょっとお疲れだから、休ませるためもあるのよ』
「分かりました」
『じゃあ、お願いね』

 そして、恭也と運転手は祥子を向かえに行き、そのまま小笠原家に帰るのだった
 高校での事を祥子によく聞かれる恭也
 貰ったプレゼントなどは部屋にすべて置けないので、ちゃんと物置に保管してある
 使えそうなものや食べ物は家族で食べてるのだ
 何気にプレゼントを考えると良くないのだが、恭也としては個人的に貰ってもこの数では
 頭にそれが浮かぶのだ……仕方ないと言えるだろう

「お姉さま、大丈夫ですか?」
「え、ええ」

 お疲れなようで、少しボーとしている祥子
 恭也は車から降りると祥子の手をとり、歩く
 車までは数メートルだが心配なのだろう

「ごめんなさいね、恭也」

 祥子はそのまま車に乗ると恭也の肩に頭を乗せる
 眠りに落ちたようだ……
 恭也は優しげな微笑を浮かべて祥子を乗せたままにしておく

「仲の良い姉弟ですね」
「そうでもないですよ……多分」
「いえいえ、十分優しいですよ」

 そして、恭也は祥子が家についても起きないので
 部屋まで運び、後はシオンに任せるのだった
 美姫が恭也と祥子のかばんを持ち、祥子のかばんを机の上に置く
 恭也のかばんも机の上におくと持ち場に戻った
 恭也自身は先に勉強をし、その後食事、鍛錬、お風呂、勉強だった
 対して何か話すこともなく、終わらすのだが
 恭也がお母様に対して何か進言している夕飯

「お母様、お父様が今日のお昼来られましたけど、お小遣いがどうのこうので……」
「それね……先月分を貯めておくのも手だと思うのよ
 それは貴方のものよ、それを忘れていたのは困るでしょう
 もしも、使っていて急に使うようじがあったら大変でしょう」
「それは、まぁ」
「だからよ」

 恭也の月のお小遣いは少ないが、基本的に趣味があまり無いのが反映している
 射をしたり、ギターやピアノも習い事で一通り覚えているのだ
 そして、ダンスもこなす

「たまには親らしいことさせてね……
 だって、私達は引き取って、お金しか出せないかもしれないのだもの」
「お母様はお母様ですけど」
「そういってもらえるのが嬉しいのよ……勿論お父様もね」
「はい」

 そんな進言の中、祥子が一言

「恭也ももっと頼ってくれたらいいのに」
「十分頼ってるんですけど」

 恭也は返すが少し弱い
 女性たちのあの攻めを攻略する方法などなど
 色々な方法で聞いてるが、優氏に聞いたら、危ないし聞かない
 そんなこんななのである






 そして、夜の鍛錬が終わり、お風呂に入り終わると、恭也は電話を片手に電話をかける
 CSSだ……理由は其処に居るのはいいけど、1週間に1度電話が欲しいというお願いだった
 自分達を護って死んだ父親の忘れ形見にして、フィアッセが好きな男だ
 見極める意味もある……日本が好きなのも1つだ
 ただ、その電話がティオレにとってもう1人の息子だと思える人とだから

「ティオレさんですか?」
「ええ……元気そうね」
「はい……ティオレさんもお変わりなく」
「そうね……そうそう……」

 ティオレが話していく……恭也は聞きながら相槌を打っていく
 そして、もう遅い時間なのでといって切る
 毎週見られる光景だ

「あら? 恭也、電話終わったの」
「はい」
「大変ね」
「そんなことないです……今度のコンサート誘ってくれるそうです」
「そっか……恭也も彼女作って行ったらいいのに……」
「俺はまだまだですので……」

 上を目指す姿勢の恭也
 それを聞いて少しだけ呆れた顔の祥子

「まだまだな部分をちゃんと支えてもらえばいいじゃないの?」
「そうなんですけど……でも、俺はそこで成長を止めてしまいそうですから
 だから、いいです
 まだまだですから」

 そういって電話をシオンに託して恭也は部屋に戻る
 祥子は少しだけ不服そうな顔をしながら、恭也は何故に此処まで鈍いのかなぁなどと考えるのだった








 そして、恭也の一日は終わりを告げる
 人の生活はそれで居て難しいものだった
















 おわり












 あとがき
 眠い
 シオン「夜中の1時ね」
 ゆうひ「あれ? そういえば、黒の部屋ってまともに戻ったの?」
 黒い物体はなくならないよ、数匹残ればOKだし
 シオン「……その会話辞めて欲しいのだけど」
 一撃殺虫、恭也くんは危なかったけど電池切れだったよ
 ゆうひ「……あそこって何匹いたっけ?」
 何万単位だったと思うけど
 シオン「(ぱたっ)」
 シオンが倒れてしまった
 ゆうひ「ダメじゃない」
 でも、電池切れの一撃殺虫、恭也くんはお返ししよう
 ゆうひ「誰に?」
 美姫さんにだけど……ついでにおまけだ(ゴム手3枚装着、黒死骸ごと箱につめる)
 ゆうひ「……(直視できない状態)」
 箱詰め箱詰め〜
 ゆうひ「……(ちらっと振り返り見る)……み〜ちゃん意外な欠点だよ、これ」
 じゃあ、転送っと
 ゆうひ「で、でわ、また〜(私は何も見なかった、見なかったといえば、見てないんだ)」
 ほなね〜(^^)ノシ



美姫 「浩、さっさと捨てなさいよ」
分かってるよ。だから、そんなに怒るなよ。
って、何で俺がこんな目に〜。とりあえず、これは捨て捨て。
美姫 「ふぅ〜。これで一安心だわ」
はぁ〜。疲れた。
美姫 「こうなったら、あれを出すしかないわね」
あ、あれって、まさか。
美姫 「そのまさかよ。半永久に動く一撃殺虫、恭也くん・改よ!」
待て待て待て。それの動力って。
美姫 「ふっふっふ。そうよ、ウランによる……」
ば、馬鹿か! や、やめい!
美姫 「何よ、ア○ムと同じじゃない」
いや、じゃなくてだな。
美姫 「さらに、この恭也くんは必殺技付きよ」
って、そんな機能まで!
美姫 「そうよ。動力炉のオーバーヒートによる自爆機能付き」
…………余計に悪いわ!
美姫 「これで、恭也くんの周りにいる黒い奴は全滅よ」
他のものまで全滅するんですが。
美姫 「五月蝿いわね。だったら、こっちの恭也くん・サードにする?」
因みに、これの動力は……。
美姫 「こっちは安全よ。だって、霊子力力学による、オーバーテクノロジー」
どっから、持って来たんだ、そんなもん!
美姫 「忍ちゃんを、サ○ラ大○の世界へと飛ばして〜」
いや、やめて、お願い。そんな無茶苦茶するのは。
美姫 「いいじゃん。って、兎も角、この恭くん・改と恭也くん・サードを送るわよ〜」
…………ええーと。と、とりあえず、ではでは〜。
美姫 「ふっふっふ。シオンちゃん、ゆうひちゃん、待っててね」



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