このSSは、〜古の姉妹編〜を遊び人なりの解釈およびちょっと付け足して書いてます
 個人的にはこういう感じが大好きなので、書いてみたけど
 エウリュアレとステンノ結構好きなんですけどね、美人姉妹……というか双子
 多分、ライダー、メデューサも幼くして、ゴスロリちっくなの着ればなんて想像の羽を……(ごすっ、どさ)
 シオン「すみません、遊び人に雪球(岩入り)が当たって気絶(?)しちゃいました」
 ゆうひ「で、多分、言いたいことは無いと思うので、宜しければ読んでください」
 シオン&ゆうひ「では、後ほど」





『An unexpected excuse』


  〜古の姉妹編、改め古の姉妹たち編〜







「俺が、好きなのは…………」

 恭也の声で静まり返る中庭。
 周囲の音が響き渡る……つばを飲み込む音などもあちこちで聞き取れる
 ただ、その空気を読まない乱入者が意外な所から降ってきた
 そう、降ってきたのだ

「またか」

 そんな言葉を吐きつつも、恭也は上から降ってくる人をキャッチ
 お姫様だっこで軽く膝や体をクッションにして支える
 そして、そのまま落っこちてきた人を立たせると第二派が到着
 それもキャッチ
 美少女と言って良いほどの者二人がいきなり降ってきたのだ
 驚いてる女性陣の前に、更に驚く人が振ってきた

「メディまで」

 そんなため息を言いつつも二人を立たせて、そのままもう1人をキャッチ

「すみません」

 謝っているライダーことメデューサ
 2人はつんっとそっぽを向きながら、恭也の腕を取る
 双方に片方ずつ

「ステンノ、エウリュアレ、お前らだろう……こんな無茶するの」
「だって、恭也ったら屋上にきてくれるって言ったもの」
「呼び出されたんだ、仕方ないだろうが……ちゃんとそのことは伝えたぞ」
「うん、聞いた……でもね、私たちを置いて、こっちで楽しそうに話してたら
 いくら温厚な私たちでも怒るよ」
「メディなんて、すっごい恐かったんだから」

 メディにしたら、間違いなくお前らの方が恐いだろう

「あの、高町先輩、そちらの方たちは?」
「ん、ああ、すっかり忘れてた……俺の好きな人たちだ
 3人とも手を耳にあてて、口を少し開け」

 大声が響き渡る……『ええ〜〜〜〜〜〜〜!!!!』という大きな声が
 大波のように波紋を広げていく

「耳がキンキンするわ」
「本当ね」

 冷たい目で周りを見るステンノとエウリュアレ
 メデューサは、半分ため息をつきつつも

「恭也にも学園生活があるのですし、私たちが居ては迷惑になるのでは」
「え、そうなの?」
「そんなこと一言も」

 かなり勝手な方向へと話が進んだみたいだ
 何気にライダーの言う事を聞いてる姉妹……というか、もとより3人とも姉妹だが
 ただ、こと恭也にかけては、それぞれに譲り合いながらも奪い合いをしている

「上姉さま、下姉さま……流石に恭也さんが此処に顔を見せたら騒ぎになるから
 御昼は来ないでって言われてたのにきていた上に、更に来ていたらやっぱり駄目じゃないでしょうか?」

 ライダーは半分困った顔
 恭也はため息をついている

「3人が居るとな、3人とも美人で可愛いんだから、俺が嫉妬してしまうんだ
 だから、来て欲しくないって言ったんだ……それじゃあ駄目か?」

 恭也に此処まで言わせる3人

「えっと、恭ちゃん、知り合い?」
「だから、俺の好きな人……俺が愛してる人たちだ」
「でも、かあさんにも言ってないの?」
「いや、かあさんには言ったが、なのはも知ってるはずだし」
「なのはちゃん、可愛いもんね〜」
「そうそう」

 双子の姉妹に見える二人がそんな事を言って続ける

「でも、私や那美さん、忍さんが知らないって」
「そりゃあ、言ったことないからな……学校でばれたくないからって
 かあさんとなのはにも説明して、納得してもらったし」
「恭也の嫉妬してるの可愛い〜」
「かわいい〜」

 抱きついてくる二人を恭也はそのままされるがままだ

「メディは良いのか?」
「え、ええ……私は昨日してもらいましたし
 姉さま2人が御昼ですし」
「まぁ、分かったが、二人とも、どうして出てきたんだ?」
「だって、恭也、女の人に囲まれて鼻の下伸ばしてた」
「そうだよ」
「いや、それはな…………」

 事細かに説明する恭也
 エウリュアレ、ステンノの2人が頷きながら聞いてる

「だから、言ったのに」
「メデューサ、しばらく黙りなさい」
「静かにしてないとお仕置きよ」

 そんな言葉が漏れるが恭也は何時ものことなのか、気にしない

「というわけだ」
「やっぱりね」
「思ったとおり」

 2人が同じ事だってことを突っ込む

「恭也はもう少し自分のことを知っておいた方が良いよ」
「むっ、知っているつもりなんだが」
「ステンノ、言っても無駄みたい」
「そうだね……メデューサもそう思うわよね?」
「ええ、勿論です」
「何気に俺を貶してないか?」
「貶しては無いわよ」
「そうよ」

 恭也は3人を見て、ふっと微笑みを浮かべる
 周囲に緊張というか、真っ赤に破裂する音がいくつも漏れるが
 そんな事に構ってない4人

「大丈夫だから、俺はお前らを置いて何処か行かない
 行く時はちゃんと言うし、愛してる3人を置いていくはず無いだろう?
 俺の誓いはそんなに甘く見られてるのか?」

 ぶんぶんと首を横に振る3人
 何気に行動は似てる三姉妹だ

「そうだな……じゃあ、これだけ3人が現れてしまったし
 如何しようも無いだろう……これからは一緒にお昼を食べよう
 それで勘弁してくれ」
「うん」
「やったね」
「上姉さま、下姉さま、良かったです」
「そうね……メデューサも良かったわ」
「はい」

 その日から恭也の御昼には、美少女2人と美人1人がつくようになった
 恭也は双方から凄い視線で見られてたのだが
 男は、美少女と美女の美に負けて、そのままふらふら、いい感じで弄ばれたり、玩具にされたりするのだった
 恭也はそれを苦笑いで済ましたという
 女性の方は恭也の説得により、大人しくなっている
 若干名、武力に訴えようとか色々考えてたそうな
 ただ、この日、恭也は午後の授業参加することなくそのまま帰宅したとか……なんとか
 忍は恭也に恋人がいたことに意識を奪われてしまい
 尚且つロリロリだったのかと不思議な納得の仕方をしていた……ただ、この後美少女2人に集中しすぎていたと言える
 なんせ、夜は基本的にメデューサが、昼はステンノとエウリュアレだから……
 知らないとはいと幸せなことかな










 つづく









 あとがき
 あれ? 出来てる
 シオン「如何したの?」
 いや、気を失ってる間にいくつか書いたのを消さずに置いたのか
 ゆうひ「なんて頭してるの?」
 さぁ
 ゆうひ「駄目だね」
 ほっとけ
 シオン「でも復活早かったね」
 ああぎりぎり急所は掠めたけど大丈夫だったみたいだ」
 ゆうひ「ま、そう時もあるから」
 そう言われても難しいものだ
 シオン「でも、これ続編掛けるんじゃあ」
 言うな!!
 ゆうひ「でわ、また〜」
 ほなね〜(^^)ノシ




ゴルゴン三姉妹編〜。
美姫 「上から降ってくる三姉妹というのが良いわね」
それをちゃんと受け止める恭也。
いやはや、流石は遊び人さん。
美姫 「どうもありがとうね〜」
ありがとうございました〜。



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