「知らなかったの……“L-C計画”は、まだ終わってなどいないということを」
20年という歳月を経て……再び物語は、フィーア達を舞台の表へと上げようとする。
新たにフィーアたちの前に現れる……3人の女性。
彼らは、遠い場所:ドイツで開発されていたHGS戦闘部隊の最終型であった……
「私はL-C EINS」
長く薄紫のロングヘアーを風にたなびかせながら、女性は名を名乗った。
「私はL-C ZWEIですわ」
こちらも風になびく長くて黒いロングヘアーの女性が名を名乗る。
「ボクはL-C DREIだよっ」
最後の女性は金髪のショートヘアをして、元気に名を名乗った。
「だから私達に協力してくれたなら、あなたは再び剣を取れるようになるわ……それ以上に、以前のあなたを簡単に上回れる」
彼女達の狙いは全て謎に包まれたまま……彼女達は恭也にもコンタクトをとる。
その時の恭也の決断とは……
「父上から教わった御神の剣を振るう者の理……それは、目の前に移る、大切な人達を守り抜く事だっ!!!」
恭也とフィリスの息子……高町恭介も、恭也と同じように彼女達との抗争に巻き込まれていく。
「“L-C計画”は日本だけじゃない……世界中で行われていたのよ」
彼女達の口から告げられる、とてつもなく大きな野望……
「どうして……どうしてあなた方は戦争がしたいの!!? 静かに暮らしている人達に、その凶刃を何故振るうの!!?」
フィーアの心からの叫びが、空に響いていった……
“L-C計画”とはなんなのか……
彼女達は何故今になってこの日本へとやってきたのか……そしてその目的とは……
さぁ最後の宴へと……その歩みを進めてみようじゃないか
斜陽第2期シリーズ
紅蓮蓮華
あとがき
斜陽が終わって、こんなモノが出来上がったんだが……
フィーア「終わったって言いつつ、何続編考えてるのよ?」
いやね、大人になったフィーアたちの話も書きたいかなぁ、って。
フィーア「今回は完全にシリアスなわけ?」
まぁ……本編の最後から20年後のお話で、恭也とフィリスの息子も出てくるしね。
フィーア「で、本気で書くの?」
書いてと言われれば……
フィーア「はぁ、またそうなるのね」
そういうこと、ではでは〜〜〜
第2期を計画中との事!
美姫 「これはもう、掲示板で催促しないとね」
そういう訳で、読みたいという要望をドンドン掲示板に書けば。
美姫 「きっとアハトさんは書いてくれるはず」
という訳で、本編が気になる人はレッツゴ〜。