はじめに、このSSは完璧ご都合ENDで通ってますwリリカル終わってOVA直前って感じでお願いしますw
後オリキャラやら何やらが出てきますwそういうのが嫌いな人は見ないで下さいw
そういうのは平気!!なんだって来いやごるぁ〜!!な人はスクロールしてくださいw





絶えぬ血族〜御神の章〜

第3話

いざ剣道部入部へ







〜学校・放課後〜
「…なあ恭也。」
「なんだ?」
俺は恭也の下から話し掛ける。なぜ下かって?それは…
「これは何の真似だ?」
縄で簀巻きにされ、引き摺られていたのだ。
「お前が逃げないようにな。」
しかも確信犯である。うう…覚えてろよ…。
「つまり俺は剣道部に参加するしかないってことか?」
「当たり前だろう?」
恭也は俺を引き摺ったまま…俺は引き摺られたまま剣道場に向かう。







〜回想〜
「やだ。」
キッパリと俺は言う。しかし恭也は含みのある言葉を吐く。
「ああ、別に構わんぞ?」
あっさり引き下がった恭也、俺は怪しい…と思いながらも口にはしなかった。
午後の授業が始まり、俺はウトウトとしながら窓に視線を向ける。すると校庭の木陰で小さな狐が日向ぼっこをしていた。
「…平和だ…。」
俺は呟き視線を横に向ける。そこには黒板の前に立っていた教師が丸めた教科書をこちらに振り下ろそうと構えていた。
「…平和か…?」
教師の後ろでは赤星が苦笑しながら呟いた。
パコンッ!
軽い音と共に教科書が俺の頭に直撃した。
放課後、恭也はさっさと教室を抜け出した。まあ翠屋でのバイトだろうと思いつつ俺は嫌な予感に駆られていた…。そして…
「しっ!!」
横からシャ−プペンシルが飛んできた。(しかも鉄製w
「うぉぁっ!!」
俺はそれを鞄で叩き落とし、投げた張本人を見る。
「…。」
「…美由希ちゃん…?」
美由希ちゃんはそのまま後ろを向くと、駆け出した。
「…なんなんだ?」
俺は呆然と立ち尽くす…すると背後から2人分の殺気が俺に向けられた。
「…今度は晶ちゃんとレンちゃんかよ!!」
俺はそのまま窓を開けると外に飛び出した。
「あかん!!逃げるで!おサル!!」
「うっせぇ!!カメ!!てめぇがのろのろしてるからだろうが!!」
「なんやとぉーーーっ!!」
「やるってのかこのーーーっ!!!」
俺が窓から逃げたフリをして窓の下に座り込んでいると2人は勝手に喧嘩を始めた。俺はその横を気配を殺して横切り、靴を回収すると校門を目指した。
「ノエル!やっちゃって!!」
「ターゲットロック、風向き参照…ファイエルっ!!」
校門では忍ちゃんとメイドが立っていた。つかメイドさんのロケットパンチ…かっこいいなぁ…(ぇ
ロケットパンチに惚れ惚れしていると気が付いた事があった…。ナニカコブシダケガコッチニチカヅイテキテマセンカ?
「…ってぇ!!」
俺の本能より体が先に動いた。俺はロケットパンチを横飛びで避けるとそのまま校舎に向かって駆けて行った。
「…狙われる理由がまったくわからん…。」
そう呟きながら昼の恭也の思わせぶりな台詞を思い出す。
「……あれかぁぁぁぁぁぁっ!!!」
俺は立ち止まって叫び声を上げた。
「でぇいっ!!」
すると上から黒い影が降ってきた。言わずもがな…恭也だ。
「な…なにっ!?」
縄を持った恭也は俺を捕まえ、縄で縛る。
立ち位置が悪かった…階段下で立ち止まったのはまずかったか…と反省しつつおれはぐるぐる巻きにされていた。










〜学校・剣道場〜
「赤星!!」
恭也は赤星を呼ぶと、俺を託し自分は翠屋にバイト…もとい逃げに行った。
「…赤星、木刀を貸してくれるか?」
「お?やる気か?」
やる気も何もお前等が仕組んだんだろうが!!とは思っても口にはしなかった。
俺は赤星に木刀を借り、ついでにロープを解いてもらう。そして上着を脱ぎ…軽く柔軟体操を行う。赤星も準備運動をし…中央で構える。俺も中央に行き…構える。両者とも青眼の構えで…。
「…始めの合図を頼む。」
赤星は近くに居る部員にそう言い、闘気を放つ。俺は苦笑しながら…軽めに殺気を放つ。
「…始め!!」
赤星はじりじりと自分の間合いに持っていこうと摺り足をする。俺はその場から動かず…赤星の攻撃を待つ。
「……攻めないのか?」
赤星は俺を挑発する、俺は答えず…一気に踏み込んだ。
「疾っ!!」
短く息を吐き、赤星の篭手を狙う。赤星は上段に構えることで篭手を避け…面を打つ。俺はそれを頭を捻る事で避け、一旦退く。
「…結構な御手前で…。」
「…御華こそ…なかなかの…疾さだな…。」
それから数十合、赤星は息も絶え絶えで…俺は余裕で構え直す。赤星は上段に構える。俺はまだ青眼の構えを解かない…シーンと道場が静まり返り…互いの木刀が悲鳴を上げた。









あとがき

完成〜w
エリカ「おめでとう〜w」
しかしあれだね…再生に結構時間が掛かった…。
エリカ「確か…16時間だっけ?」
まあそれくらいかな?
エリカ「これで貴方が死なない事は証明されたから…美姫お姉様とってのもありかも♪」
そ…それだけは勘弁して…?
エリカ「さて、今回はクラブへの勧誘だけど…。」
…これは勧誘と言うのか?
エリカ「…こんな勧誘は嫌よね…w」
ま、まあ次回もお楽しみに…
エリカ「ねぇ、何か忘れてない?」
え?
エリカ「うっふっふっ〜♪」
え…エリカさん…?その日本刀は何かな〜…?(滝汗
エリカ「も・ち・ろ・ん…こうするのよ!!」
へっ!?ぎゃあああああっ!!イタイイタイイタイ!!流石に心臓はダメだろ!!
エリカ「えい♪えい♪」
イタイイタイイタイイタイイタイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ!!!
エリカ「ん〜…やり過ぎちゃったかな…?ま、いいよね?」
………。
エリカ「と、言う訳でまた次回にて〜でわ〜w」
……。
エリカ「いらないかもしれませんがこのやたらと赤黒い肉塊送りつけて宜しいでしょうか?美姫お姉様w」




いりません! (きっぱり)
美姫 「薄情な奴よね」
じゃあ、お前がもらうか?
美姫 「いらない」
……お前も人の事を言えないだろう。
美姫 「にしても、強引な勧誘よね〜」
お前も、かなり強引に話題を変えたな。
美姫 「何か?」
いえ、なんでも。
にしても、強引だったね〜。
美姫 「……はぁ〜。と、まあ、次回がどうなるのかしら」
うんうん。次回も楽しみだよ〜。
美姫 「次回も楽しみに待ってますね」
ではでは。



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